ニューデリー発--Xiaomi(シャオミ)はインドで現地時間4月23日、母国で最大の市場でもある中国以外の市場向けのスマートフォン「Mi 4i」を発表した。Xiaomiが中国を飛ばして他国に製品を投入するのは今回が初めてで、世界市場に向けた野心を象徴している。
インドでローンチイベントを開催することで、Xiaomiは2番目に大きい市場で勢いをつけたいと考えている。Mi 4iの1万2999ルピー(およそ205ドル)という価格設定は、最も近い競合製品であるサムスンの「Galaxy Alpha A7」や「Moto X」より大幅に安い。
これは途方もなく魅力的な価格設定だ。この価格だと、Mi 4iが4月30日に発売されたときインドですぐに売り切れるだけでなく、5月に他国で販売が開始されたときも完売することは確実だ。インド以外で販売が予定されているのは、香港とシンガポール、台湾、マレーシア、インドネシアである。
Mi 4iの本体は7.8mmの薄さで、重量もわずか130gだ。1920×1080ピクセルの5インチフルHDディスプレイ(ピクセル密度は441ppi)を搭載する。
Mi 4iはQualcommの64ビット「Snapdragon 615」オクタコアプロセッサを採用している。公平を期すために言えば、このプロセッサは第2世代のバージョンで、処理速度はメインの4つのコアが1.7GHzで、それ以外のコアは1.1GHzだ。2GバイトのRAMを搭載するが、ストレージ容量はわずか16Gバイトで、拡張することはできない。
ほかにも、開口部f/2.0の13メガピクセル背面カメラと5メガピクセル前面カメラを備える。XiaomiはHDR機能を強化したと主張しており、「Beautify」(美化)機能(同社の現行スマートフォンに搭載されている)はMi 4iにも搭載されるという。接続機能は、4G LTEに対応したデュアルSIMを備える。Bluetooth 4.1と802.11ac Wi-Fiをサポートし、GPSも搭載する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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