ソニ-、新スマートフォン「Xperia Z4」--より薄く軽く、64bitオクタコア搭載

 ソニーモバイルコミュニケーションズは4月20日、新たなスマートフォン「Xperia Z4」を発表した。今夏以降に国内で発売するとしている。提供する通信事業者は明らかにしていない。Xperia Zシリーズの完成形を目指したもので、デザインコンセプトは「Completion」。アルミとガラスを用い、どこから見ても隙のない美しさを追求した「オムニバランスデザイン」と融合させた。カラーは「ホワイト」「ブラック」「カッパー」「アクアグリーン」の4色。

防水対応ながらUSBとイヤホンジャックがキャップレスになっている
防水対応ながらUSBとイヤホンジャックがキャップレスになっている

 約5.2インチの大画面ながら、扱いにくさを感じさせない、手になじむラウンド形状のフォルムだ。これまで別々だったSIMカードとmicroSDカードスロットを1つのトレイにまとめることで開閉部を1箇所に集約し、デザインをよりシンプルな印象に仕上げている。

 CPUには64bit対応のオクタコア(Snapdragon 810)、OSはAndroid 5.0を搭載する。従来のZperia Z3と比べてパフォーマンスは約2倍に進化した。カメラの起動やアプリの起動も速く、文字入力の反応や動作もよりスムーズになっている。また、高速通信技術に対応。LTEの最大受信速度は約225Mbpsで、Wi-FiはMIMOに対応しており、従来モデルよりもスピードが向上しているという。

コーナーは着色した樹脂の上に透明な樹脂を重ね、使い込んで傷ついても輝きと色味を保てるという
コーナーは着色した樹脂の上に透明な樹脂を重ね、使い込んで傷ついても輝きと色味を保てるという

 厚さも従来モデルのXperia Z3からさらに薄くなり、厚さは約6.9mm(Z3は約7.3mm)、重さは約144g(Z3は約152g)となっている。バッテリ容量は2930mAhで、17時間の連続再生が可能。また、IPX5/IPX8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能を備える。

 カメラ部分には、ソニーが培ったテクノロジを用いた高性能イメージセンサ「Exmor RS for mobile」と高画質画像処理エンジン「BIONZ for mobile」を進化させ、ISO感度12800に対応。コンパクトデジタルカメラ並みの高感度を実現し、薄暗い場所でもノイズを抑えた写真を撮影できるようになった。「プレミアムおまかせオート」でメインカメラが料理を認識し、明るく鮮やかな画像にすることでおいしそうな写真が撮れるとしている。

 フロントには広角25mmのレンズを搭載し、より広範囲の写真撮影が可能になった。4人が横に並ぶグループショットでも、見きれることなく撮影できる。

 オーディオ機能では、ハイレゾリューション・オーディオに対応。加えて既存の技術に比べて最大3倍の情報量で高音質なワイヤレス音楽再生ができる音声圧縮技術「LDAC(エルダック)」に対応している。

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