モバイル機器向けプロセッサ大手のQualcommは米国時間4月23日、第2四半期決算(3月30日締め)を発表したが、アナリストらの期待を下回るものとなり、14四半期連続していた2桁成長にもストップがかかった。
カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置くチップメーカーQualcommの第2四半期決算は、純利益が19億6000万ドル(1株あたり1.14ドル)となった。
非GAAPベースでは、売上高が63億7000万ドルで1株あたりの利益は1.31ドルと、前年同期比で4%増となった。
アナリストらは第2四半期における非GAAPベースの売上高として64億8000万ドル、1株あたりの利益を1.22ドルと予想していた。
Qualcommは2014年通年の見通しとして、1株あたりの予想利益のガイダンスを先の4.33~4.53ドルから、4.37~4.57ドルへと引き上げている。また、調整後の1株あたり利益も先のガイダンスである5.00~5.20ドルから5.05~5.25ドルへと引き上げている。
アナリストらは通年見通しとして売上高が267億9000万ドル、1株あたり利益は5.13ドルと予想している。
MSMチップセットの出荷に関しては、1億8800万ユニットが出荷された。これは前年同期比では9%増である一方、前四半期比では12%減となっている。全デバイスの売上高はおよそ665億ドルとなった。これは前年同期比では9%増、前四半期比では8%増となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する