ドコモ、SNS企業などに「年齢判定サービス」を提供--まずはLINEから

 NTTドコモは9月9日、青少年保護の取り組みの一環として、SNSやブログなどのCGMコンテンツ提供会社に、携帯電話利用者の年齢判定情報を提供するサービスを、9月10日に開始することを発表した。まずは提携パートナーであるLINEへの提供を開始する予定だ。

 このサービスでは、年齢制限のあるコンテンツを利用する際に、ユーザーが各コンテンツ提供会社の指定する年齢に達しているか否かを判定し、ドコモからコンテンツ提供会社に通知する。同社では2012年6月から、新規契約の手続きの際などに利用者の氏名や生年月日の情報を登録する取り組みを実施している。年齢判定にはこれらのデータを活用しているが、生年月日や満年齢などは通知しないという。

 ユーザーが、各サービスで年齢判定機能を利用するには、年齢制限のあるコンテンツを利用する際に表示される許諾画面で「通知する」を選択する。年齢判定情報の通知可否はコンテンツ提供会社ごとに個別に設定できる。なお、利用者情報を登録していない場合は、別途ドコモショップなどで登録する必要がある。

 ドコモでは、まずLINEに年齢判定サービスを提供する。LINEがこのサービスを使って、実際に機能制限などを実施するのは9月下旬以降になる予定だという。サービス提供先は順次追加していくとしている。

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