イー・アクセス、下り最大150MbpsのLTEルータを7月発売

 イー・アクセスは6月6日、「EMOBILE LTE」の新ラインアップとして、世界で初めてLTE通信規格「UE Category4」に対応したWi-Fiルータ「Pocket WiFi LTE(GL04P)」を7月に発売すると発表した。3月に発売した「GL01P」「GL02P」に続く、Pocket WiFi LTEシリーズの第3弾となる。

 3月15日に開始された下り最大75Mbps、上り最大25MbpsのLTEサービス「EMOBILE LTE」に対応したデータ通信端末は、家電量販店における販売シェアで12週連続でナンバーワンを維持しているという。イー・アクセス執行役員副社長の阿部基成氏はデータ通信端末の販売台数について、「LTEの開始前は30%台だったシェアが開始後は40%を超えるところで安定している」と胸を張る。

  • イー・アクセス執行役員副社長の阿部基成氏

  • 「EMOBILE LTE」のポイント

  • データ通信端末の販売シェア

 GL04Pは、EMOBILE LTEと EMOBILE G4の両エリアに対応。3000mAhの大容量バッテリを搭載しており、約9時間の連続通信が可能なほか、USBケーブル接続によるテザリングも利用できる。また最大通信速度300Mbpsの無線LAN高速化規格「IEEE802.11n」に対応し、Wi-Fi対応機器に最大10台まで同時接続できる。

 帯域幅20MHzであれば、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速通信が可能になる。ただし、同社は現在20MHzの帯域幅を保有していないため、実際の通信速度は、下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsとなる。将来的に現在保有する15MHzの帯域幅に隣接した帯域を割り当てられた場合には、より高速なデータ通信が可能になるという。

  • 2012年夏の新商品ラインアップ

  • 「Pocket WiFi LTE(GL04P)」

  • クアッドコアCPU搭載の10インチタブレット「GT01」

 同日にはイー・モバイルのタブレットの新ラインアップとして、1.5GHzクアッドコア64ビットCPUを搭載したWi-Fiモデルのタブレット端末「GT01」も発表された。フルHDに対応した10.1インチのIPSディスプレイ(1920×1200ドット)と、3Dゲームもなめらかに表示できる16コア32ビットGPUを搭載する。OSはAndroid 4.0を採用した。発売時期は8月以降を予定しているという。

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