“青空文庫”が読めるリーダーアプリ「i文庫 for Android」

アプリ名:i文庫 for Android(Ver.1.2.5)
金額:647円(2012年4月11日時点)
カテゴリ:書籍&文献
開発:ACCESS CO., LTD.
使用端末:Xperia arc SO-01C
おすすめ度:★★★★☆

 通勤や通学時の暇つぶし方法は色々あるが、パッと思い浮かぶのは“読書”ではないだろうか? 新聞や雑誌、文庫などさまざまな媒体があるが、せっかくAndroid端末をもっているなら“電子文庫”を利用してみたい。ちなみに、電子文庫にもさまざまな配信先があるが、その中でも今回は無料で利用できる電子文庫「青空文庫」、そして、その青空文庫を読むためのリーダーアプリ「i文庫 for Android」を紹介する。

キャプション
「i文庫 for Android」の各種機能へは、画面下部のタブを切り替えて行う。「本棚」では、ブックスタンドのように、表紙を見ながら読む本を選択できる

 まず知っておきたいのは青空文庫のこと。青空文庫とは、著作権の切れた文学作品をインターネットで公開している無料の電子ライブラリだ。公開された電子文庫はPCなどで読むことができる。またスマートフォンは、専用のリーダーアプリが登場していることもあって、より快適に読むことができるのである。

 今回紹介する「i文庫 for Android」は、膨大な数の登録文庫を「作品名」や「著者名」、「キーワード」によって検索しダウンロードできるリーダーアプリだ。ダウンロードした文庫データは、実際の本棚をイメージしたと思われる「本棚」機能で管理可能。作品名を一覧で表示する「一覧表示」のほか、表紙を表示した“ブックスタンドスタイル”に対応しているのもポイントだろう。なお、実際に読むには、この本棚で該当する文庫データをタップするだけでOK。

 途中で読むのを終わらせる際は「しおり」を追加し、実際の文庫と同じように途中から読み始められる。また、本文検索にも対応し、キーワードを使って内容を探すといったことも可能。使い方はシンプルでわかりやすく、直感的に利用できる手軽さが魅力といえそうだ。

 なお、microSDHC/SDカードに保存したテキストやPDFの読み込み、URLを指定したダウンロードにも対応している。自分で用意したデータの再生も行えるので、青空文庫リーダーとしてでなく、テキストリーダー、PDFリーダーとしても活用できる。

 背景画像の指定や「ルビの大きさ」「行間」などのマージン調整も行えるので、読みやすいようにカスタマイズできる点も好印象だ。

  • 「青空文庫」タブでは、著者やキーワードを利用して登録された文庫を検索可能だ

  • 「フォルダ」は、microSDHC/SDカード内のデータなどを指定してデータを再生する機能

  • 青空文庫で読みたい文庫を見つけたらタップしてダウンロードしてみよう。ダウンロードする際は登録する本棚の指定も可能だ。また、ダウンロードのみしておいて、あとから読むという使い方もできる

  • 実際に青空文庫を表示したところ。フリック操作に反応したページめくりのエフェクトも用意されている

  • キーワードによる検索では、著者名や作品名から検索できる

>>「i文庫 for Android」のダウンロードはこちらから

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