スマホ向けに開発された日本語入力システムの定番「ATOK」

アプリ名:ATOK (日本語入力システム)(Ver.1.1.6)
金額:1500円(2012年4月9日時点)
カテゴリ:仕事効率化
開発:JustSystems Corporation
使用端末:Xperia arc SO-01C
おすすめ度:★★★★★

 Android端末のよいところは、自分好みに“パーソナライズ”できる点。例えば、日本語入力システムをごっそりと入れ替える……なんてこともできる。

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テンキーボード

 そこで今回は、PC向けの日本語入力ソフトでお馴染みのジャストシステムがAndroid端末向けに開発した「ATOK (日本語入力システム)」を紹介する。

 まず知っておきたいのは、国内向けのAndroid端末は標準で日本語入力システムを搭載しているものの“端末メーカーによって搭載している日本語入力システムが違う”ということ。また、同じ入力システムを利用していても“バージョンが異なればインターフェースが変わってしまう”という2つのことだ。つまり、端末を新しくするということは、慣れた入力システムの変更を意味するのである。

 これはフィーチャーフォンでも同じことがいえるわけだが、実はAndroid端末であれば、慣れた環境をそのまま新しい端末でも利用するという抜け道がある。それがつまり、ATOKのような外部アプリを導入するということなのだ。

 Playストアのアプリ購入履歴はGoogleアカウントで管理されており、一度購入しておけば基本的に同じアカウントを利用する端末で、購入したアプリを利用できるという特徴がある。

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QWERTYキーボード

 フィーチャーフォンを選ぶ際に、使い勝手を変えたくないからと同じメーカー製品を選ぶというのはよく聞いた話だが、Android端末であればATOKのような日本語入力システムを購入してしまうことで、端末製造メーカーを気にせずに同じ日本語入力システムを使い続けることができるというわけだ。

 さて、肝心の使い勝手はさすがの一言。ATOKの入力インタフェースは標準的な「テンキーキーボード」「QWERTYキーボード」の2タイプが用意され、さらに「テンキーキーボード」は「ケータイ入力」「フリック入力」「ジェスチャー入力(フラワータッチ)」「2タッチ入力」に対応している。

 また、マッシュアップ機能である“マッシュルームアプリ”を呼び出せる「ATOKダイレクト for マッシュルーム」を搭載し、機能拡張も可能となっている。PC版のATOKユーザーであれば「ATOK Sync アドバンス」を利用して、登録した単語をAndroid端末で活用するという使い方もできる。

 文字サイズやキーサイズの調整にも対応しており、そういった意味でのパーソナライズも可能。標準の日本語入力システムに不満を感じたら、無料の「ATOKお試し版」(15日間無料で利用できる)をチェックしてみてほしい。

  • 文字コードや定型文を簡単に呼び出せる

  • テンキーキーボードを利用した入力方式は4種類

  • ジェスチャー入力の様子

  • フリック入力の様子

  • 定型文は内容がカテゴライズされており、使いやすい文章が登録されている

  • 文字コードでは、特殊文字や第1水準、第2水準、外字などを利用できる

  • キノコアイコンをタップすると「ATOKダイレクト」を呼び出せる。マッシュアップアプリを導入していれば、ここからアクセスできる

>>「ATOK」のダウンロードはこちらから

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