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デジタル製品

テレビにゲームに使えるケータイ V603SH / V603T

2005/02/03 00:00
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傾けて操作する新たな感覚は“?” ゲームは“Good”

愛知製鋼と共同で開発した「モーションコントロールセンサー」の概要

 「V603SH」は、ボーダフォンが日本初とうたう5軸方式の加速度・傾き検知センサー「モーションコントロールセンサー」を装備した機種。このセンサーは、XYZの3軸の傾きと、2方向の加速度を検知できるというものだ。ボーダフォンでは、愛知製鋼と共同でこのセンサーの機能を5.5mm四方、高さ1.5mmの1つのチップに凝縮したものを開発。これにより、携帯電話にも搭載できるようになった。

 では、この「モーションコントロールセンサー」の携帯電話での使い道は? ボーダフォンと端末開発メーカーであるシャープが搭載したのが、以下の機能だ。まず方位磁石の役目をする簡易方位計、特定の機能をアクションで呼び起こす「モーションコントロールショートカット」、端末を傾けてメニュー操作する「モーションコントロールカーソル」、マラカスやタンバリンのように振ることで音を奏でる「シェイクサウンダー」、振った回数を数える「シェイクカウンター」、そしてこのセンサー機能に対応したゲームとなる。

 モーションコントロールカーソルは、傾けてメニューを操作するので、今までにない操作性を体感できそうだが、その使い勝手には疑問が残る。メニューを傾けて選べるのは楽しいかもしれないが、それ以上のメリットが見えないためだ。

 センサーを利用して使える機能の真骨頂と言えば、やはりゲームだろう。発表会では、「V603SH」に体験版が収録されているガンゲーム「The House of The Dead」とゴルフゲーム「振るスイング!ゴルフ」の実演が行われた。「The House of The Dead」は、家庭用ゲーム機のタイトルとして発売されたほか、ゲームセンターにも置かれていた3Dアクションゲームだ。「V603SH」を銃に見立て、上下左右から出てくる敵をケータイを動かしながら標準を合わせて、撃ち抜き、倒すというもので、動きもスムーズだ。


「振るスイング!ゴルフ」のデモ。スイングする、振りに合わせてゴルファーが動く

 「振るスイング!ゴルフ」は、その名の通り、ケータイをゴルフクラブに見立ててプレイするゴルフゲームだ。実際にスイングすると、振りの強さや方向に合わせてボールが飛んでゆくというもの。いずれのゲームも慣れるまで、少々のコツが必要かもしれないが、なかなか楽しめそうな雰囲気である。

 なお、今後、ボーダフォンでは3Gを含めて「モーションコントロールセンサー」を装備した機種を増やし、センサーを制御するJavaの仕様を公開対応することでアプリケーションの拡充を図る。加えて高精度なコントロールが可能な6軸センサーの開発に努めていく。

 なお、ゲームに関しては、手元の液晶モニターを見ながらの操作が必要となる。このため、ケータイを野球のバットに見立てて動いている球を打つといった動作は難しそうだが、釣りやバランスゲームなどであれば対応できるので、タイトルが充実すればより楽しめるだろう。


テレビ出力やEPG対応で新たな使い方を提案

V603Tは、充実したAV関連の機能が特長

 「V603T」は、AV機器としてケータイを活用する「TVビュースタイル」という新しい使い方を提案する機種だ。液晶モニターを開いた際にサイドに配置されたボタンを押すと、360度背面まで液晶モニターが回転する。また、それと同時にテレビ機能が立ち上がって、横画面表示になり、テレビが楽しめるというギミックが装備されている。

 付属する卓上ホルダーは、視聴する際にある程度の傾きをつけられるスタンドになっており、見やすい角度になるほか電源も取得できるため、長時間の視聴も可能だ。そして、テレビチューナー機能に加えて、録画機能も装備。EPGと連携してタイマー録画も可能なほか、テレビ出力機能も備えているので、録画した映像を大画面テレビで楽しめる(「V603SH」も同様にテレビチューナーとEPG対応の録画機能、テレビ出力を搭載。また、「V603SH」はセンサーと連携して、向きに合わせて画面の縦横が切り替えられる)。

 さらに、「V603T」には「ケータイカラオケ V-kara Ver.2」がインストールされており、テレビに出力することで、カラオケと採点を楽しめる。

 このほか、テレビのアンテナになるリール式イヤホンアンテナが付属。本体内にコードが巻き込める構造により便利に持ち運べ、さまざまなシーンでテレビを楽しめる。

 なお、ボーダフォンでは、「V603SH」「V603T」に搭載された各機能を、順次、3Gモデルにも搭載していくとのことだ。今回発表された2モデルは、PDCの高い需要に応えるもので、3Gへの移行を目指す同社としては、過渡期のモデルにあたるものという位置づけに置いている。とはいえ、両機能とも他キャリアにはない機能が多く搭載されており、ケータイエンターテインメントの可能性を感じさせる機種という印象を受けた。

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