達人インターフェースの快適ケータイと暮らす--DoCoMo D904i - (page 8)

NTTドコモ
内容:ケータイのインターフェースは、長らく代わり映えしていない。そこにメスを入れたとき、ケータイの使い勝手は一体どうなるのだろうか? DoCoMoのD904iは、既存のインターフェースを残しつつ、それをちょっとアシストするようなカタチで、まったく新しいユーザー操作の方法を取り入れている。この端末を持つヒトは、無意識のうちに「ケータイの達人」のように使いこなせるようになっているだろう。しかしD904iの奥深さは、ここに留まらないようだ。

達人インターフェースの快適ケータイと暮らす

 D904iのモーションコントローラーが有効になる機能は、直感ゲームと上に挙げた5パターンに限られているし、カスタマイズ性もほぼない。文字入力やメニュー起動といった端末のさまざまな画面でユニバーサルに利用できる機能を中心に、モーションコントローラーによって起動できる機能を増やしてくれれば、と思った。たとえばこれらがモードファイルでカスタマイズできれば簡単さもまた増してくる。次の端末にも継承されて、熟成されるのが楽しみだ。

 D904iには、前に述べたスピードセレクター、モーションコントローラーの他に、声の入力によって機能を起動できる「スピードメニュー」、声とキーワードによって端末をロックできるボイス認証も搭載されている。女性を意識した端末の上で、これらの多様な入力手段、インターフェースを用意して使ってもらうこの端末のおもしろさは、日本のケータイカルチャーのある側面、「誰にでも簡単に受け入れられるテクノロジー」という姿を上手く反映しているように感じる。

 これらの多様な入力手段が、それぞれ1つだけあればいい、というわけではない。ユーザーの好みや使いやすさを微調整しながら、個人のちょうど良いバランスで採り入れていくことができれば、そのケータイを最大限に使いこなすユーザーが増え、「使うこと」「持つこと」に満足感の高いケータイとして評価されていくことになる。ポップに言えば、使っていけばケータイ操作の達人になる、そんなケータイの可能性をD904iに見ることができる。

 904iシリーズから対応した2番号、2メールアドレスを使い分けることができるサービス2in1への対応もスマートだ。Aモード、Bモード、両方待ち受けで、それぞれの待ち受け画面や着信音、メニューのテイストを切り替えることができる。端末がまったく違うモードに化ける事で、番号やメルアドの使い分けを、自分のライフスタイルの中でスマートに意識させる点もまた、上手な演出だ。

  • 2in1のモード選択画面。デュアル、Aモードのみ待ち受け、Bモードのみ待ち受けが選択できる

  • Aモードを選択してみた

  • Aモードでは、デュアルモードとは違うコーディネートのテーマになった

  • Bモードにセットした。Bナンバーの着信動作を個別に設定できる

  • Bモードでも、デュアル、Aモードとは違う待ち受け画面になった

  • Bモードでも、デュアル、Aモードとは違う待ち受け画面になった

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