KDDIなど、法人向けに最大20人までの同時通話サービスを本格提供--定額制料金

 KDDI、沖縄セルラーは6月21日、法人向けのコミュニケーションサービス「Business Messenger」を7月1日から定額料金で提供を開始すると発表した。

 Business Messengerは、最大20人のグループで同時に音声通話やテキスト、静止画の送受信が可能な法人向けのサービスで、2007年1月から試験提供を行っていた。トランシーバーと同様に、呼び出し後、数秒程度で通話が開始でき、ボタンを押しながらの通話や、1プッシュでの連続通話が可能な点が特長。

 また、サーバには最大1000人までのアドレスが登録でき、あらかじめサーバに登録してある部署やプロジェクト単位などの既定のグループに加え、個人単位のリストを企業の管理者がPCから任意に作成し、Myグループを設定することも可能だ。

 そのほか、通信中に他のメンバーを呼び出す“途中呼出機能”、参加中に通信から外れた場合に1プッシュで再参加できる“簡単再参加機能”、連続的な発言権を獲得できる“発言権保持機能”、圏外や通話中で参加できなかったメンバーに対し、自動的に再呼び出しが行える“自動再呼出機能”が新たに搭載された。

 料金は、音声通話が1ヵ月で合計400秒までが105円。以降、4秒につき1.05円が加算される。ただし、請求の上限額は2625円の定額料金が適用される。また、テキスト、静止画の送受信料は、契約中のパケット料金プランが適用され、「ダブル定額」、「ダブル定額ライト」の対象となる。

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