日本のケータイカルチャー代表の1枚-- au MEDIA SKIN

au
PASTEL BLUE
内容: 最近ケータイショップを巡っていると、機能がすべて含まれている端末は多くそろってきているが、薄型だったりコンパクトにまとまっている端末は少ない。そこに登場したのがMEDIA SKINである。事前の情報なしにケータイショップを巡ると、この端末の機能の網羅性とコンパクトさに目を見張ることになる。それだけでこの端末を選んでも間違いはないが、MEDIA SKINに込められたストーリーに触れると、さらにMEDIA SKINを楽しめるのではないか。1カ月、自分の端末として使った使用感を、ご紹介しようと思う。

au design project第6弾はコンパクトな1台

  • MEDIA SKINブラック

 MEDIA SKINはau design projectによって作られたデザイナーズケータイだ。今回のデザイナーはプロダクトから空間、グラフィックスまで手がける吉岡徳仁氏。表面処理と塗料により2種類の異なる触感を楽しむことができるコンセプトは、MEDIA SKINというネーミングに帰結している。

 端末のサイズは50mm × 110mm、高さ13.1mm。昨今の薄型端末と呼ばれるケータイは11mm台だが、それでもシンプルな造形であるため、13.1mmのMEDIA SKINの薄さは数値以上の印象だ。薄型ケータイも、幅が広かったり、長さがあったりで、薄くはあってもコンパクトとは言えない端末が多い。しかしこのMEDIA SKINは、薄さを極めてはいないが、今出ているケータイで唯一「コンパクトである」と表せるのではないか。

 端末のスタイルは折りたたみ型やストレート型ではなく、フリップ型。古くからのケータイユーザーにとっては懐かしいカタチだ。フリップを閉じるとダイヤルキーやソフトキーはすべて隠れ、外装と同じ材質が黒いディスプレイに並ぶ。側面などにはボタンが用意されていないので、フリップを閉じての操作はできない。ただ、フリップの開閉には着信応答や終話といった機能割り当てがあるので、むしろ不便さは感じない。

 端末の先端には赤外線ポートの黒い窓が開いており、ディスプレイとともに、外装とは違う素材感が存在している部分だ。右側面には通信ポート、充電端子が並び、左側面には角形イヤホンジャックとmicroSDポートが用意されている。端末の手前側の側面には何もない。裏面には131万画素パンフォーカスカメラとスピーカー、EZ FeliCa読み取り部が用意されている。

  • ブラックのみ、他のカラーとは違うよりウエットな質感

  • MEDIA SKINオレンジ。待ち受け画面の時計ははっきりとしている

  • 右側面。左からmicroSDスロット、イヤホンジャックがある

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