P903iTVのボディは、液晶を外側にして折りたたむことのできる2軸回転機構を採用する。通常の2軸回転であれば、画面を開く途中で液晶だけを裏返しできる機構がほとんどだが、このP903iTVは逆で、液晶を開くための蝶番の根元が回転する。
そのため、ふつうの2軸回転機構では不可能な、画面だけ90度曲げておきながら、持つ手や操作キーはそのままということができる。ワンセグなどの画面は横長で見たいが、操作する手は持ち替えたくないというユーザーのニーズにマッチしている。
その代わり、パナソニック製携帯電話の特長でもあるワンプッシュオープンボタンはなく、液晶を開くときは手動で開くしかない。また、残念な点は液晶を開いたときの角度が約180度と一直線なこと。通常の折りたたみケータイは少し角度がついているが、一直線まで開いてしまうと、画面を見る角度に違和感があり、通話時の耳あたりもしっくりこない。
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