903i世代のワンセグケータイ--NTTドコモ「P903iTV」 - (page 2)

NTTドコモ
内容:ドコモから登場したFOMA 903iシリーズのワンセグケータイ「P903iTV」。先日904iシリーズが発表されたが、現状発表されているラインアップでワンセグを搭載するのは富士通製の「F904i」のみだ。ドコモ初のワンセグ対応機は「P901iTV」が最初で、第2弾となる「P903iTV」はワンセグの外部出力など、活用範囲の広い機能の搭載が特長だ。

パナソニック独自の2軸回転ボディ

  • 独特の2軸回転機構。この状態で液晶面の向きを左右に曲げることもできる

 P903iTVのボディは、液晶を外側にして折りたたむことのできる2軸回転機構を採用する。通常の2軸回転であれば、画面を開く途中で液晶だけを裏返しできる機構がほとんどだが、このP903iTVは逆で、液晶を開くための蝶番の根元が回転する。

 そのため、ふつうの2軸回転機構では不可能な、画面だけ90度曲げておきながら、持つ手や操作キーはそのままということができる。ワンセグなどの画面は横長で見たいが、操作する手は持ち替えたくないというユーザーのニーズにマッチしている。

 その代わり、パナソニック製携帯電話の特長でもあるワンプッシュオープンボタンはなく、液晶を開くときは手動で開くしかない。また、残念な点は液晶を開いたときの角度が約180度と一直線なこと。通常の折りたたみケータイは少し角度がついているが、一直線まで開いてしまうと、画面を見る角度に違和感があり、通話時の耳あたりもしっくりこない。

  • 画面を右に90度回転させる。ワンセグ利用時は自動的に画面が横長になる

  • 同様に左に90度回転することもできる

  • 開くと一直線になり、途中で止まるクリックはない。少し角度があったほうが画面の見やすさも通話にも便利

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