オシャレは中身も手を抜かない--SoftBank 812SH

ソフトバンクモバイル
内容: ニューヨーク、パリ、ミラノ、そして東京。ファッションの世界では次々にファッションショーが展開される季節である。ケータイの新製品もほぼほぼ同じサイクルでリリースされてきている。だったらファッション性を存分に取り入れてしまおう。SoftBankの20色展開を実現した812SHには、そんな思い切りの良さを感じてしまう。しかしこのファッションケータイの本質は、20色を揃えたカラーバリエーションではないかも知れない。

圧巻の20色展開を受け止めるスマートなボディ

  • 812SH、ビビッドピンク。角が落とされたネイルの見本のようなデザインに、有機ELの文字が浮き上がるミラーのアクセントが施されている

 812SHのサイズは49mm×97mm、厚さ17.6mm。一般的な薄めの折りたたみケータイのサイズを実現している。しかしボディを見ると、女性が気に入りそうな要素が満点だ。エッジは丸く落とされていて、余計なデザインをボディに施さないシンプルさが魅力。まるでネイルの見本を見ているかのようだ。表面には、中央からミラーのようなアクセントのパーツがあしらわれ、中央には白色の有機ELディスプレイが文字を浮かび上がらせる。

 このサブディスプレイの使い勝手も良い。3行表示が可能で、時計や電波強度、電池、メールマークを表示できるほか、メールのプレビューができる点も使い勝手がよい。そのサブディスプレイの上部には、小さな着信ランプのLEDが埋め込まれている。着信や新着メールを知らせる際、このLEDは赤・緑と素早く点灯する。ただ単色で光よりもオシャレに見えるこの演出もまた、キレイである。

 端末の左サイドには、左から充電端子、赤外線ポート、イヤホンジャック、microSDポート(最大1GB)、ストラップホールが並ぶ。カバーは全てプラスティック製のしっかりとしたモノだ。右サイドにはボタンが並ぶ。左からサークルトークボタン、スクロール用のシーソーボタン、サブディスプレイ表示の切り替えとマナーモード切替を兼ねたボタンが用意されている。背面は2.0メガピクセルCCDにパンフォーカスを組み合わせたカメラと、FeliCa読み取り部のみ。こちらもシンプルだ。

  • 裏面にはパンフォーカスの2.0メガピクセルカメラ、おサイフケータイ読み取り部が施されている

  • 右側面には、左から充電端子、赤外線ポート、イヤホンマイク端子、microSDスロット、ストラップホールが並ぶ

  • 左側面には、左からサークルトークボタン、ボリュームやページ送りのシーソーボタン、モード切替のボタンが用意される

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