リスナーを知り尽くしたウォークマンケータイ----- au ウォークマンケータイ W42S - (page 2)

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W42S
内容:ケータイの音楽対応はauがリーダーとなって推し進められている。その中で、最初に“ウォークマン”を冠したケータイがW42Sだ。海外ではすでに550万台以上を売り上げている人気シリーズで、2006年夏モデルではあるが、いまも人気を誇る1台だ。

キレイな音楽演出、実は秀逸なリモコンマイク

 さてウォークマンケータイのアイデンティティである、端末の下端に配置されているミュージックシャトル。これはまさに音楽再生のためのモノだ。円形のダイヤルの中央は再生と停止のボタンとなっており、長く押すことで即座にミュージックプレーヤーを起動することができる。ダイヤルは曲送り、戻し。そしてミュージックシャトルの回りにそしてウイングのように配置されている底面のボタンはボリューム調整が割り当てられている。BGM再生の際は他の機能を使っていても、音量調整などが可能だ。なお音楽操作をした際は、画面の一部楽曲情報が表示される仕組みになっている。

 ミュージックシャトルには粋な演出がされている。長押しをして起動する「シャトルプレーヤー」は、画面表示のスキンを変更できるが、このスキンのアクセントカラーに応じて、十時キーの中央、そしてミュージックシャトルの円形の再生ボタンが連動して、同じ色のイルミネーションが点灯する。24色もの発色ができるというから、音楽を聴きながらウォークマンケータイも眺めていたくなるのではないだろうか。もちろん画面には曲名、アーティスト名などが表示される。

  • スライドオープンするとダイヤルキーが現れる。ボタンの境目にフレームはなく、ライトな押し心地。

  • メインメニュー。十時キーの横でジャンルを選び、縦で項目を選ぶソニーエリクソン端末ならではのインターフェース。

  • タイピンは、リモコンが必ず同じ姿勢になるような仕掛け。とっさの着信の際でも誤動作を防げる。

 ボディの演出以上に秀逸なのがイヤホンマイクのジャックに接続する付属のリモコンだ。ライターよりも小さく手の中になじむリモコンには、表面に簡易版ミュージックシャトルとでも言うべき、音楽用のボタンが配置されている。そしてボディの上部には通話・終話ボタンがあり、ボタンと同じ面にマイクも搭載している。音楽を聴いているときに着信があっても、すぐにリモコンで応答して、かつハンズフリーで話し始めることができる。

 そしてこのリモコンの秀逸さは、裏面のタイピンにある。服のどの部分にピンを挟んでも、きちんと姿勢が保たれ、通話・終話ボタンが上を向き、ケーブルは必ず下向きに束ねられる。常にマイクも口元を向いているので、音楽を聴きながらの着信の時に、マイクをたぐり寄せる必要もない。ちょっとしたことだが、ケータイのイヤホンをずっとしていられるような配慮を惜しまないのが、ウォークマンケータイの実績を作っているのだろう。

  • 付属のリモコンにはウォークマンマークが付き、ボディカラーと同じ配色・質感が採用される。

  • リモコンの上部には通話・終話ボタンがある。

  • リモコン。音楽再生をコントロールするボタン群に加え、マイクが内蔵される。

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