「音楽ケータイ」として本製品の前モデルに相当するW41Tは、4Gバイトハードディスクを搭載し2000曲もの音楽ファイルを内蔵できる代わりに、携帯電話としては明らかに厚みがあり、重量も150gとかなりのヘビー級だった。いくら「音楽プレーヤーとケータイを足した重量よりは軽量ですよ」と言ってみたところで、やはりそのゴツさを目の当たりにして、購入を見送るユーザーも多かったのではなかろうか。
しかし本製品は、あくまでもケータイとしての外観・サイズを維持しながら、1Gバイトもの容量を内蔵し、ミュージックプレーヤーとして立派に使える製品に仕上がっている。音楽機能とスタイリッシュなデザインにばかり目が行くが、たとえばPCドキュメントビューアーが搭載されていることからも分かる通り、ビジネスマン向けの機能も豊富に用意されている。仕事もプライベートもバリバリこなすオトナのためのケータイ、という位置付けだろう。
唯一残念なのはおサイフケータイに対応していない点だが、それさえ納得できるようであれば、文句なしに「買い」の端末だ。他キャリアから乗り換える価値が十分にある機種だといっても過言ではないだろう。
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