905SHで目を見張るのは、なんといってもディスプレイだろう。2.6インチ、ワイドQVGA(240×400ピクセル)のモバイルASV液晶は、シャープ製の液晶テレビAQUOSの液晶技術が集められている。
6色カラーフィルタを採用し、どんな状況でも色鮮やかな画面表示を実現。とにかく明るいこの液晶なら屋外でもきちんとテレビ画面を確認できる。また160度の視野角を確保している点も、ワンセグケータイならではだ。テレビのない場所で905SHを囲んで楽しむ様子は、テレビが普及し始めた頃に近所の人が集まってテレビを囲む様子にも似ている。一方で普段電車の中で使っているとのぞき見が気になったりするので、その点は注意が必要だ。
この高品質・大画面の液晶をサイクロイド機構で簡単に回転させて横長画面で使えるようしている。前述したとおり、現在リリースされている他のワンセグケータイでは、自立させた状態で横長大画面を楽しむことは難しい。まるでテレビのように気軽なスタイルで、キレイな画質を楽しむことを実現している。これが「AQUOSケータイ」たる所以だろう。
ワンセグ放送の視聴時間は、付属しているイヤホンマイクを利用して4時間と、現在リリースされているワンセグケータイの中では最も長い。またワンセグケータイとしては初めて、miniSDカードへの録画に対応している。録画予約も電子番組表から可能で、薄型テレビ+HDDレコーダーのような使い勝手をも実現している(シャープからリリースされているハイビジョンHDDレコーダーもAQUOSブランドでした)。なお録画した動画をコピーしたり、メール等に添付して送信したり、外部出力で表示したり、といったことは今までのワンセグケータイと同様に不可となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス