デジタルコンテンツビジネスの最前線
インターネットが爆発的普及を始めてから早10年が経過しました。昔はパソコンや専用端末で解像度の低い画面を見ながら、電話回線や専用線を通じて送られてくる緑色のテキストを見て、大変興奮していたことを今でも覚えています。物理的に離れている場所から回線を通じて情報が送られてくるという今では当たり前のことが、当時は非常に手が届きにくく、だからこそ非常に面白いと感じていたのでしょう。
それから10年、インターネットでは様々な情報が公開・交換され、あたかも水や電気等の公共サービスのようにコンテンツを閲覧・公開できるようになりました。そこには爆発的な市場が生まれ、YahooやGoogle等のベンチャーの雄が誕生しました。今や、日本のコンテンツ産業は14兆円まで成長し、日本のGDPの2.7%を占めるまでに至っています。中でも成長著しいのはデジタルコンテンツであり、現在2.9兆円、年率10%以上の勢いで伸び続けています。
私はデジタルコンテンツビジネスに身を置いてまだ数年しか経過していませんが、その数年で様々な会社・ビジネス・技術の盛衰を見届け、そこから学び、自らのビジネスに反映させてきました。しかし残念なことに、非常に多くの失敗を通じて下記の2つの「誤解」が世に浸透しているように見えます。
1.デジタルコンテンツはお金(ビジネス)にならない
2.コンテンツホルダー(配信権)を持つ会社しか成功しない
しかし本当でしょうか。もし本当であれば、今頃、ファミコンから始まったゲーム(3000億円市場)、iモードで始まったモバイルコンテンツ(4000億円市場)はなかったことになります。このBLOGを通じて、
・そもそもデジタルコンテンツの本質とは何か
・デジタルコンテンツが普及するためのブレークとは何がありうるか
・そのために今やっておくべきことは何か
発信していきたいと考えています。