モバゲーでタイアップゲームプレイ後、7人に1人は商品購入--D2C調べ

 ディーツーコミュニケーションズ(D2C)は、ディー・エヌ・エー(DeNA)と共同で、DeNAが運営するモバイルポータルサイト「モバゲータウン」におけるSNSタイアップキャンペーンの広告効果を検証し、9月8日に結果を発表した。なお、D2Cはモバゲータウンの広告枠を販売する代理店の1つだ。

 このキャンペーンは、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)の商品「プリングルズ」について、2月17日から3月10日にかけて実施したもの。具体的には、モバゲータウンのゲームコンテンツにおいてタイアップアドバゲーム「しゃべワングランプリ」を展開した。このゲームの参加者にはゲームプレイ後、その成績に応じたスコアを付与し、上位1万名にはオリジナルアバターをプレゼントした。

 このゲーム参加者に、プリングルズについて最近見聞きした媒体を確認したところ、「モバゲータウンのキャンペーン・ゲーム」という回答が62.6%と最も多く、「テレビCM」(55.5%)を上回ったという。さらに、最も印象に残った媒体についても、「モバゲータウンのキャンペーン・ゲーム」と回答した人が40.7%おり、「テレビCM」(28.2%)の1.4倍となった。

 キャンペーンについて口コミをしたかを尋ねたところ、26.9%が何らかの方法で口コミをしていた。その方法はSNS内やメールなどに加えて、直接誰かに話したり、携帯画面を見せたりしていたという。ブランドイメージについても、キャンペーン参加を通じて好意や行動・購入意向が高まったとのことだ。ゲーム参加後、「プリングルズを購入した」と答えた人は14.8%おり、7人に1人は商品を購入した計算になる。

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