「デジタルフォトフレーム」と「子ども」の意外な関係

アイシェア rTYPE リサーチ2009年04月24日 15時24分

 デジタル写真をスライドショーなどで表示させる「デジタルフォトフレーム」。2008年には前年比で約10倍と急速に市場が拡大しているとの報道も聞かれるが、ネットユーザーはデジタルフォトフレームについてどう考えているのだろうか。

 意識調査をおこない、20代から40代の男女347名の回答を集計した。回答者のうち、子どもがいる人は76名(21.9%)、デジタルカメラを所有する人は268名(77.2%)。

 デジタルフォトフレームを所有しているか聞いたところ、「持っている」とした人は全体の3.5%。まだ所持率は低いようだ。続いて、所有者12名に、もっとデジタルフォトフレームが欲しいと思うか聞いてみた。「欲しい」は16.7%、「どちらかというと欲しい」が41.7%で、合わせて58.3%が追加購入に前向きな考えを示した。

 ちなみに所有しているデジタルフォトフレームを自分で購入した人は12名中9名(75.0%)で、追加入手に前向きな7名は全員がこれに該当。購入者の商品満足度は高いようである。

 次に、非所有者に欲しいと思うかを聞くと「欲しい」が5.7%、「どちらかというと欲しい」が27.5%で、合計33.1%が「欲しい」とした。「デジタルカメラ所有者」ではその割合が37.1%とやや高い。また、「子どもがいる」人では47.1%が購入意欲を持っており、今後ファミリー向け商品として消費が拡大しそうな兆しも見られた。

 最後に、デジタルフォトフレーム所有者と関心を持っている人に、気になっているデジタルフォトフレームがあるか聞いてみた(自由回答形式)。具体的な商品イメージを持つ回答者は数名とわずかだったが、そのすべてが「ソニー」もしくは同社製品の名前をあげていた。この急成長中のデジタルフォトフレーム市場において確実に存在感を示していることがうかがえる結果となった。

デジタルフォトフレームが欲しいと思うか

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

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