30代女性は掃除が嫌い?生活家電に進化を求める

アイシェア rTYPE リサーチ2009年03月13日 13時25分

 料理、洗濯、掃除、できることならすべてを完璧にこなして快適な生活を送りたいが、忙しい毎日で時間もないし、嫌いな家事はつい後回しにしたくなる。そのあたりの家事事情について20代から50代のネットユーザー455名に調査を実施、回答を集計した。

 1番嫌いな家事は「掃除(45.1%)」がトップで、2位の「料理(14.3%)」に30.8ポイントの差をつけた。掃除嫌いは女性(58.9%)と30代(50.0%)に多く、半数以上の票を集めた。

 「洗濯」を嫌いとしたのは全体では13.2%と少なめだが、男性(18.8%)と20代(23.7%)が比較的高い数値だった。また、全部の家事を大好きだと答えたのはわずか6.6%で、なにかしら嫌いな家事がある人の方が多いようだ。

 家事は一切しない18.0%以外に、帰宅時に自動で終わっていてほしいと思う家事を聞いたところ、20代では「料理(36.3%)」と「掃除(35.0%)」がほぼ同率。嫌いな家事に料理をあげた20代は12.9%のみで少数だが、自動で終わっていてほしい気持ちはあるようだ。

 しかし、全体では、やはり嫌いな家事1位の「掃除(48.0%)」がトップ、以下「料理(29.5%)」「洗濯(18.2%)」と続き、自動で終わっていてほしいのは1番嫌いな家事という結果となった。

 「掃除機(48.0%)」と「洗濯機(27.9%)」。この2つが「もっと進化して、今より家事時間の節約ができるようになるなら欲しいと思う生活家電」ランキングの上位を独占、「レンジ・オーブン(5.9%)」「炊飯器(2.9%)」「冷蔵庫(2.1%)」は10%以下にとどまった。「1番嫌い」で「自動的に」終わっていてほしい掃除。「進化した掃除機」を求められていることから、時間がかかるところも掃除嫌いの原因のひとつになっていることが予想できる。

 先日、テレビで歌手の郷ひろみさんがニューヨークの自宅で自動掃除機を使っていると話していた。不在がちな自宅も常にきれいに掃除しておいてくれるところが気に入っているらしい。自動掃除機とは、パイオニア的存在のアイロボット社製「ルンバ」を例にあげると、人工知能で状況を判断、勝手に部屋中を掃除してくれ、掃除が完了すると自分で戻って充電するかしこい機能が搭載されているロボット掃除機のこと。今後さらに掃除嫌いの女性や30代の強い味方となりそうなこうした掃除機をはじめ、進化した生活家電が登場してきそうだ。

1番嫌いな家事

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

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