最終更新時刻:2008年7月25日(金) 21時03分

マーケティングチャンネル

携帯電話の検索に関する調査--携帯においても検索ワードは2つまで

Webマーケティングガイド

2006/12/27 08:00  

 Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査のネットエイジアリサーチと共同調査のもと、携帯電話の検索機能に関するモバイルのインターネットリサーチ調査を行った。その結果、約90%のモバイルユーザーは検索ワードを「2つ」までしか入力しない事がわかった。

 今回の調査対象は、15歳以上のモバイルユーザー318人。男女比は男性50.3%、女性49.7%となる。また、キャリア比に関してはDoCoMo:53.8%,au:36.8%,SoftBank:9.4%となっている。

 Q1では、携帯電話で検索をする際、主にどの検索サービスを利用しているかについて尋ねたところ、 最も回答が多かったのは「Yahoo!モバイル」で48.1%、次いでDoCoMoの標準検索サービスである「i-mode検索」で44%、そして3番手には「Google」で31.8%という結果となった。

 4番手以降は、最も回答率が高い「ケータイlivedoor」でも6%となっており、携帯の検索エンジン市場はYahoo!モバイルとi-mode検索、そしてGoogleの3強がほとんどを占めている事がわかる。

 また、注目すべきはYahoo!とGoogleの力関係がPCのそれと同じという事である. 第1回検索エンジンに関する調査でも、日本におけるYahoo!とGoogleの力関係は、米国や欧州に比べ特異な状況であると述べたが、どうやらこれは携帯電話の検索エンジン市場にも当てはまるようである。

 今後、リスティングやSEOなどの検索関連の広告施策においても、上記の3強の力関係、ひいては携帯キャリアのユーザー推移と動向に大きく依存してゆくことになるのは言うまでもないだろう。

※(補足資料)
 米調査会社comScore Networksの発表によると米国の検索エンジンシェアはGoogleが44.1%、Yahoo!が28.7%、MSNが12.5%、AOLが5.6%、Ask.comが5.5%となっている。(ITmedia 2006年9月より

 また、WebSideStoryの調べによると、英国ではGoogleのシェアが74.7%、Yahoo!が9.3%、MSNが5.5%、 AOLが4.2%、そしてASKJeevesが2.3%となっており(ITmedia 2006年3月より)、欧米でのGoogleの影響力がいかに強いかがうかがえる。

 2006年10月24日より開始されたMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ制度)は開始から既に2ヶ月が経過したが、各社の状況には明らかな違いが生じてきている。

 2006年11月時点での各キャリアの契約者数は、

DoCoMo:5212万6200(-1万7500)
au:2531万8500(47万9600)
SoftBank:1539万9500(6万8700)となっている。
(参照:ITmedia/2006年12月より

 上記数字からも明らかなように、auの調子が非常に良く、逆にDoCoMoは契約者数を純減させている。 もしこのままauが好調を維持するのであれば、それはauの公式検索エンジンであるGoogleの更なる台頭を意味するであろう。

携帯電話で検索をする際、主にどの検索サービスを利用しているか

 Q2では、あなたは携帯で検索をする際、検索ワードを平均していくつ入力するかを尋ねたところ、 最も回答が多かったのは「1つ」で47.2%、次いで「2つ」の41.5%と続き、3つ以上の検索ワードを入力するというユーザーは僅か11.3%であった。

携帯で検索をする際、検索ワードを平均していくつ入力するか

 第4回検索エンジンに関する調査では、PCの検索においては 入力する検索ワード数は「1つ」が50.9%、「2つ」は43.7%となっており、90%以上のユーザーは検索ワードを2つまでしか入力しない事がわかっている。

 今回の調査から、88.7%のモバイルユーザーが検索ワードを2つまでしか入力しない事が明らかになり、PCにおける検索と携帯電話における検索の間、少なくとも検索ワード数に関しては差異がないと考えられる。

 これは、携帯電話への検索エンジンの導入当初から比べ、モバイルのユーザーの検索に関するリテラシーが格段に向上しているということを示していると考えられる。

 モバイルリスティング、モバイルSEOを実施している企業は「モバイルでの検索は1ワードによるものがほとんどである」というモバイル検索の黎明期の認識は早々に払拭し、2ワードを掛け合わせたキーワードに掲載を開始してゆかなければならないと考えられる。

 特にモバイルでの検索頻度が高く、検索のリテラシーの高い中学生、高校生を中心とした若年層をターゲットとしたコンテンツプロバイダなどの業種においては、この変化への対応が非常に重要であると言えるだろう。

 モバイル検索のシェア、並びに検索におけるユーザーの行動分析などは、 引き続き調査を行っていきたいと考えている。

サンプル数  :318
調査期間   :2006年12月20日〜12月25日
調査方法   :モバイルリサーチ
調査機関   :ネットエイジア株式会社
対象者    :15歳から49歳の男女

本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

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