動画広告の市場予測やユーザー傾向から、今後の成長が期待できる動画リワード広告ですが、実際に弊社が提供する「AdStir」が動画リワード広告SSPをリリースした2015年の8月から、5カ月間に導入メディア数は10倍になり急成長を遂げています。
背景として、2015年までアプリのマネタイズ手法として広がりを見せていた「アイコン広告」や「ウォール広告」が、プラットフォームの規約に抵触する形で利用できなくなり、デベロッパーはマネタイズ手法の選択肢に困っていたところに、この動画リワード広告という手法が広まってきました。
動画リワード広告は従来のバナー広告に比べ収益性が非常に高く、eCPM500~3000円を超える事例もあります。よく見るアプリ下部にある320×50pxのバナー広告では、おおよそeCPM50~100円ほどのレンジなので、収益性がいかに高いかがわかります。
今までの広告収益からプラスオンできるだけでなく収益性も高いため、デベロッパーの動画リワード広告は導入が一気に広まりました。
このように、市場ができて成長傾向にある動画リワード広告は、実際どのようにして利用されているのでしょうか。今回はデベロッパーに焦点を当てて、動画リワードの活用方法についてお話します。
前述したように、動画リワード広告とはユーザーに対してインセンティブ(アプリ内アイテムや、コンテニューなど)を付与する代わりに、15秒~30秒の動画広告を見せることができる方法です。ここでは、導入事例をご紹介しましょう。
恋愛シミュレーションのカジュアルゲームアプリとして大ヒットした「私のヒモ男」では、動画リワードを有効に活用しています。
こちらのアプリでは、ゲームをよりスムーズに進めるためには動画リワード広告の視聴が必要であり、アプリ内に動画リワード広告を導入したことで、全体広告売上の33%をプラスオンすることができました。
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