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MSのバルマーCEO、ヤフー買収再検討の可能性を否定--ヤフー株価は下落
Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏が、今後Yahooに対して新たな買収提案は行わないと発言したのを受け、米国時間11月7日朝、Yahooの株価が急落した。
7日のYahooの株価は一時、前日比16.5%安の1株当たり11.65ドルまで下落した。
Ballmer氏は、豪州経済開発委員会(CEDA)での講演で次のように述べた。
われわれは、(Yahooに対し)一度買収の申し入れを行い、(断られた後)再度申し入れを行った。Yahooに売却の意志がないことは明らかだったので、われわれは撤退した。
われわれは、過去に立ち返って(Yahooの)買収を再検討するつもりはない(中略)率直に言って、Yahooもそれを希望しているとは到底思えない。
しかし、YahooのCEO、Jerry Yang氏は5日、Web 2.0カンファレンスで、YahooはMicrosoftへの売却を望んでいると発言したことから、Yahooの投資家らは買収交渉が再開されることを望んでいたようだ。
Microsoftにとって最良の選択肢はYahooを買収することだと考えている。それが悪い考えだとは全く思わない(中略)適正価格であれば、それがいくらであれ、その価格で会社を売却したい考えだ。
われわれは、いつでも交渉する用意があった。われわれは交渉を希望していたし、(YahooとMicrosoftとの間に)さほど大きな見解の隔たりがあるとは感じなかった。しかし、最終的に、Microsoftは交渉から撤退し、以後、Microsoftは買収に対し消極的な姿勢を明確にしている。
Yang氏がこれらのコメントを行ったのと同じ日、Googleは予定していたYahooとの検索広告分野における提携合意を解消すると発表した。米国の独占禁止法違反の監督機関が、YahooとGoogleの両社に対し、提携を進めれば、それを阻止するための訴訟を提起すると通知したためだ。
Yahooは2008年6月、Googleとの提携計画を発表した。当時、Yahooは、(Googleとの)検索広告事業での提携の初年度に8億ドルの売り上げを見込んでいた。YahooがGoogleとの提携を発表したのは、Microsoftとの買収交渉が決裂し、Microsoftは以前の提示額である1株当たり33ドルでYahooを買収する気はないと発表したわずか数時間後のことだった。Yahooは、Microsoftが交渉から撤退する前に、反対にMicrosoftに対し1株当たり37ドルの条件を提示していた。
しかし、Collins Stewartのアナリスト、Sandeep Aggarwal氏は7日付けのリサーチレポートの中で、Ballmer氏のコメントに対する市場の反応は過剰と指摘している。
重要かつ漸進的なのは、CEOのBallmer氏の一連のコメントによって、Microsoftが依然として検索分野限定の提携(Yahooにとっては明らかに好材料)に強い関心を持っていることが明確に裏付けられたことだ。6月12日にMicrosoftがYahooとの買収交渉から撤退して以来、われわれはMicrosoftが検索分野限定という条件で再び交渉の席に戻る可能性が極めて高いと一貫して主張し、いまだにその見方を崩していない。今は、投資家は、Yahooが完全に買収され、同社の完全かつ適正価格が実現することを期待する必要はない。Microsoftが検索分野限定で買収したとしてもYahooの株価の大幅な上昇が見込める。われわれは、仮にMicrosoftが検索限定の買収を提案すれば、単純かつ達成可能な見積もりとして、Yahooの株価は8〜10ドル上昇すると見ている。
われわれは、7日のYahoo株の急落は、Yahoo株を購入するチャンスと考えている。その理由は、MicrosoftがYahooの検索事業に大きな関心を持ち続けていることが明らかになった今、同社の検索事業には大きな価値があるからだ。
われわれは、Microsoftが(Yahooに対し)検索分野限定の買収提案を行うと見ている。この買収案は、5月29日の提案ほど(株主に)利益をもたらすものではないが、それでもYahooの株価を1株当たり8〜10ドル押し上げる可能性がある。われわれは、Microsoftが近いうちに新たな提案を行うと見ている。
Googleとの提携中止が明らかになったにも関わらず、Yahooの株価は5日、Yang氏の発言を受けて上昇し、一時は14.84ドルをつけた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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