サイバーエージェントは3月14日、動画広告クリエイティブの大量生成プラットフォーム「TAIRYO(タイリョウ)」の提供を開始した。主にFacebook、Twitter、YouTube(Trueview)で配信する動画広告クリエイティブを生成するもの。
同社の関連子会社であるシーエー・アドバンスとモノクラムと連携することで、動画クリエイター総勢100人以上の制作体制を用意。手間のかかる動画素材収集や編集作業の効率を改善するスキームを構築することで、大量生成を実現したという。
3月末までに300社の導入を目指し、月間3000本の動画広告クリエイティブ提供を見込んでいる。また2016年内には、DMPのオーディエンスデータとAI(人工知能)を連動することで、クリエイティブの自動生成・自動配信を実現するサービスの提供も予定している。
同社によると、昨今、効果的な動画広告クリエイティブの開発には、メディアごとの配信フォーマットと配信ロジックの理解が重要となっており、クリエイティブの運用では、これらの変化に合わせた「量」と「スピード」が求められているという。
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