デジタルサイネージで写真撮影--ユーザー心理を刺激する「シェア☆カメラ」

井指啓吾 (編集部)2014年08月20日 07時00分

 ゼンリンデータコムの子会社でデジタルサイネージ事業を手掛けるWill Smartは、デジタルサイネージを利用したマーケティングツールとして、アプリとハードウェアによる写真撮影・共有サービス「シェア☆カメラ」の提供を開始したと発表した。

  • 「シェア☆カメラ」活用例

 主にライブ会場や映画館、テーマパークなどでのイベントやプロモーション時の利用が想定されている。背景となるフレームを選び写真を撮影すれば、完成した写真をプリントアウトして持ち帰ったり、印刷されているQRコードを利用してPCやスマートフォンからも写真データをダウンロードしたりできる。写真ダウンロード用ページは企業側でカスタマイズでき、SNSや通販サイトへのリンクを設けることもできるという。

 プリンタを搭載したハードウェアとフォトアプリのセットでの提供となる。レンタルの場合は初期導入費が98万円~、使用料が21万円~。購入する場合は初期費用が270万円~、使用料が月額6万円~(いずれも税別)で、1年以上利用する場合は原則として購入しなければならない。なお、プリンタ用紙代やインク代は企業負担となり、プロモーションなどに使うキャラクター画像や企業ロゴなどの素材は企業が用意する必要がある。

 同社では、「好きなアーティストやキャラクターと一緒に写真を撮りたい」というユーザーの心理を刺激し、企業のファンづくりやオンラインサイトへの誘導に活用できると説明している。

  • サービスの仕組み

  • アプリの使い方

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