KDDIとギフティ、ソーシャルギフト導入システムを開発--POS改修が難しい企業にも

 KDDIとギフティは7月7日、ギフティが提供するデジタルギフトチケット販売システム「e-Gift System」を短期間かつ簡単に導入できるプラットフォームを共同開発したと発表した。両社より提供を開始している。

 e-Gift Systemは、小売店や飲食店の店頭で引き換えが可能なデジタルギフトチケットを販売し、ユーザー間でFacebook、LINE、メールなどを通じてギフトを贈りあえるシステム。小売店や飲食店の来店促進、販売促進などに活用されているという。

 従来、e-Gift Systemを導入する場合は、企業のPOSシステムと連携させる機能を開発するために導入まで約半年のリードタイムを必要としていた。これを、店舗向けの専用アプリを組み込んだタブレットやスマートフォンの提供や、店舗が提供するアプリとの連携を可能にしたため、POSの改修が難しい企業にも導入できるようになったという。申込から導入までは最短で1カ月程度とのこと。

 ギフトサービス「giftee」を運営するギフティは、スタートアップ企業やエンジニアを支援するKDDIのインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo (ムゲンラボ)」に第1期生として参加した企業。「auスマートパス」会員向けの「giftee for auスマートパス」を提供するなど、KDDIとの提携によるサービスを展開している。


「e-Gift System」の提供イメージ

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