タブレットでの利用率トップはGoogle--4割以上が自宅外では利用しない

 ビデオリサーチインタラクティブは5月30日、タブレット端末ユーザーのタブレット端末上でのコンテンツ利用状況やスマートフォンを含めたマルチデバイスでのコンテンツ利用状況を発表した。

 2月調査時点でのタブレット端末の個人所有率は全体の11.3%。そのうち、ウェブサイトやアプリなど、タブレット端末上で週1回以上利用しているコンテンツは「Google/Google検索」が52.1%で最も高く、以降「Yahoo! JAPAN/Yahoo!検索」46.2%、「YouTube」25.0%、「Yahoo!天気・災害」21.2%、「Facebook」20.6%と続く。

 OS別で見ると、「App Store」「Google Play」といったアプリマーケット以外では、iOSユーザーで「Facebook」の利用、Androidユーザーで「Google/Google検索」の利用が相対的に高いという結果。性別では、男性における「Googleマップ」や「Google Play」などGoogle関連サービスの利用率が、女性に比べ高い傾向にあった。

 スマートフォンとタブレットを併用するマルチデバイスユーザーでは、週1回以上利用したコンテンツをジャンルでまとめると、「ポータル」の利用率が64.3%と最も高く、次いで「検索」47.7%、「ソーシャル/コミュニケーション」47.1%という結果になった。

 各ジャンルとも、タブレット端末のみユーザーの方が利用率は高く、マルチデバイスユーザーを大きく上回ったものの、累積利用率では、全ジャンルともマルチデバイスユーザーが大きく上回り、マルチデバイスによってコンテンツ利用の幅が拡がっていると分析している。

 また、タブレット端末を「自宅外では利用しない」割合が4割を超えたことなどから、利用の目的や用途とともに、各デバイスの利用シーンに差異があり、スマートフォンとの携帯性の差が反映されたとしている。

 調査は、スマートデバイスでのコンテンツ利用状況などを把握する調査レポート「SmartPhoneContents Report(vol.04)」を基にしている。


タブレットユーザーが週1回以上利用する上位20コンテンツ(出典:VRI)

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