アップル「App Store」の500億DLプロモーションにアプリメーカーが便乗

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年05月09日 11時25分

 Appleの「App Store」は500億ダウンロード達成まで、あとおよそ4億2900万本(本稿執筆時点)となっている。そしてこの500億ダウンロード目のアプリになろうと、アプリメーカー2社がキャンペーンを展開している。

 MicrosoftとLinkedInの元従業員らによって2012年6月に創業されたソーシャルアドレスブックサービスのaddapptは、App Storeから500億本目のアプリをダウンロードしたユーザーにプレゼントを贈呈するというAppleのプロモーションの当選者に対して、1万ドル分のApp Storeギフトカードを賞品として提供すると述べている。もちろん、そのアプリがaddapptだったらという条件付きだ。


 addapptの賞品は、500億本目のアプリをダウンロードしたユーザーに対してAppleから贈呈される1万ドル分のApp Storeギフトカードとは別に渡される。

 addapptを上回る賞品提供を申し出ているのが、ステータスメッセージングサービスのhikeだ。hikeはaddapptと同様に、自社アプリをダウンロードしてAppleの500億ダウンロードプロモーションを勝ち取ったユーザーに賞品を提供すると述べている。しかしaddapptとは異なり、「10万ドル相当のApple製品とアクセサリ」を提供するとしている。

 現時点でのダウンロード順位を考えた場合、両社はともに厳しい状況にある。いずれの会社も現在、Appleのダウンロードアプリトップ200に入っていない。addapptはソーシャルネットワーキングというサブカテゴリで、2012年12月に付けた68位が最高だ。一方hikeも同サブカテゴリで3月末に付けた49位がこれまの最高順位である。

 Appleのバーチャルカウントダウンメーター(正確なものではない)を見る限り、このプロモーションはおよそ5日後に終了すると予想される。なお同プロモーションには、アプリを1本もダウンロードせずとも参加できる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]