こうした企業は、多様性の面では非常に不利です。デザインの幅も、価格の幅も、流通の方法も限られているからです。その代わり、完璧な連携と統一されたデザインを提供することができます。一方、われわれはパートナーと連携することによって、創造的な方法でデバイス間の結びつきを実現することができます。多彩なパートナーと連携することによって、彼らにはないものを手に入れることができるのです。
Windows PCがこれほど普及することになったのは、大手ハードウェアメーカーなどのパートナーと連携したこと、これが非常に大きかったと思います。
今回は東芝がSideShow(Windows Vistaに搭載されるサブディスプレイ機能)を実現し、ソニーからはリビングルームに溶け込む美しいデザインのMedia Centerデバイスが登場します。HPは小型端末にタッチスクリーン機能を取り入れました。CESを見ていると、市場はすでに無数の商品であふれているにも関わらず、世界は多様性を求めていることが分かると思います。
もちろんです。「コネクテッド(連携)」を促進するシナリオはたくさんあります。今回のCESで発表するものはほぼすべて、「コネクテッド」というテーマと関わっています。たとえば、「Xbox 360」は家庭内のPCを拡張し、リビングルームで映画を再生することを可能にします。Xbox 360を利用すれば、ダウンロードした高画質の映画を再生できるようになるのです。HD DVDプレーヤーに接続することもできます。お気に入りのゲームはスタンドアロンでも、ライブでも楽しむことができます。新しいIPTVセットトップボックスも登場します。IPTVパートナーの協力により、ユーザーはXboxを使って、テレビと変わらない経験を得ることができるようになるでしょう。
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