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任天堂のように--ソーシャルゲーム市場の拡大を目指す「ハンゲーム」のオープン化

鳴海淳義(編集部) 2010/08/16 13:25

 7月26日、NHN Japanがゲームコミュニティサイト「ハンゲーム」の新戦略を発表した。ゲームプラットフォームを開放し、他社のソーシャルゲームを積極的に受け入れていく。

 この分野ではミクシィやディー・エヌ・エー(DeNA)、グリーなどが先行し、大きな売上をあげている。ハンゲームは既存ユーザーの奪い合いではなく、新たなゲームシステムを組み込んで、ソーシャルゲーム市場のさらなる拡大を狙う。その中心を担うのが、ユーザーの実生活の状況を反映した「リアゲー」という仕組みだ。

 すでに天気や時間と連動したゲームが公開されている。たとえば雨が降るとキャラが成長しやすくなったり、夜になるとゲーム中のモンスターが強くなったりするという。またリアゲーには実生活で役立つ特典もある。宅配ピザの「ピザーラ」と提携し、位置情報と連動したミッションをクリアするとピザーラのクーポンがもらえるという試みを実施している。

 NHN Japan代表取締役社長の森川亮氏は、新しいハンゲームは任天堂のニンテンドーDSのようなプラットフォームをイメージしていると話す。いままでにないゲームシステムを導入し、ゲームユーザーの裾野そのものを広げたい考えだ。ハンゲームの新戦略について森川氏に聞いた。

--ハンゲームをオープン化した経緯は。

森川亮氏森川亮氏

 ハンゲームがスタートした当初は、オンラインのカードゲームやボードゲームに、アバターを連携させるところからスタートして、さらにより大型のオンラインゲーム、たとえばRPGやアクションまでカテゴリを広げてきました。

 一方でいまはユーザーの流れがソーシャルゲームに移っています。我々の考えですと、元々ソーシャルゲームを作り出したのはハンゲーム。あらためてそこを見直し、市場に本格参入する。今回のオープン化はそういった決意表明でもあります。ゲームの流通チャネルという意味では、ハンゲームはすでにオープン化していましたので。

 ソーシャルゲームというのは他のユーザーとの関係性をより強めていくということ。大型のゲームとなると、どうしても相手を倒すとかモンスターを倒すという楽しさが強調されますが、ソーシャルゲームは何かを倒すというよりは仲良く、助けあったり、関係を作ったりする要素が強いです。

 ハンゲームにもそういったゲームはあったのですが、よりソーシャルな要素を濃くするために、いろいろなパートナーと組んでいくということです。ソーシャルゲームを始めてまだ2週間ですが、一気にユーザー同士の人間関係に関する数値が高まっていますね。友達の数が急激に増えています。

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