鬼頭世浪(編集部)
2008/02/27 21:17
稲船氏:
いかに動作スペックを下げていけるかというところは、今も努力中していまして、できる限り低スペックで快適に動作するよう弊社では努力しています。
現状、店舗に出ているPCなどのスペックであれば快適に稼働しますが、私としてはクライアントプログラムのブラッシュアップは現在も必要だと思っています。
逃げるような言葉になってしまいますが、ダレットワールドは今のために作っている部分は薄いです。
稲船氏:そうですね。5年先に皆様が楽しめるように考えてなります。ゲームの制作もそうですが、今年に企画を出して、年内に発売といったことは考えて作られませんしね。企画も含めると3年、または5年先を考えて作っていると思います。
ダレットワールドに関しては、企画段階が3年前ではありませんが、現在のプロジェクトとしては、5年から10年先に対してどう取り組んでいくかということだと思っています。
またPCスペックというよりは、どういうユーザーが馴染めるかだと思っており、今現在、PCに親しんでいるコミュニティに入ってこれる人や、Blogなどもまだ触ったことがない人もいますし、たとえば今10歳の子は15歳になりますし、15歳の子は20歳になりますよね。
そういう時間の流れを考えると、フル3Dのクライアントを作るよりも色褪せないアニメのようなものが適切だと思い、アバターは2Dライクなものになっています。
稲船氏:ええ。ダレットワールドも、大袈裟になりますが、ドラえもんのようなものとして親しんでもらいたいです。
3Dでの表現が進化している今ですが、ドラえもんがフル3Dになったら、違和感がありますよね。あれはセルアニメという文化が成り立っているからだと思うんです。
ですので、ダレットワールドのアバターはセンスを全面に出したという結果になりました。
また平面であることで、たとえば、アパレルブランドなどとの制作期間を踏まえたコラボレーションもスムーズに行えます。
企業が参入した時に「では、このアバターアイテムが完成するのは1年後です」では意味がないわけです。
アパレルさんでしたら、春物商品は春に売りたいですよね。これが3か月以上もかかってしまったら季節も変わってしまい、旬から外れてしまいます。現実の商品をターゲットにした場合は、早さも大事なわけです。
技術面もそうですが、ダレットワールドの開発コンセプト部分にも開発面でのスムーズさといった要因があり、これらも加味することで、現在のアバターとなったわけです。
稲船氏:当然あります。クライアントは、最初はインストールや起動といった実行形式ではないものでチャレンジをしたかったのですが、現状はまだ無理でした。
理想でいえば軽いクライアントであるならダウンロードも長い部分もありますしね。
DISC配布に関しては、現在、配布する場所なども検討していますので、近々発表できると思います。
稲船氏:よく知ってますね(笑)。個人的には、私はデザイナーとしてアバターショップを開こうという夢を持っています。
私としては予定としているのですが、実際に開発に組み込んでもらえるかが問題ですね。
ダレットワールドには、商品が売れると、その制作者にダレポが入ってくる仕組みもありますので、たまったダレポで街の中に豪邸を建てたいですね。
稲船氏:ありえるとは思いますよ。ダレットワールドでカプコンの社内を探索できたり、バイオハザードや新作タイトルの制作現場が見られたりすると面白いかもしれませんね。
稲船氏:ええ、なぜカプコンがダレットを起こしたかというと、いかに冗談を本気にできるかという部分があります。
普通は酒の席などで出てくる冗談めいた意見が、実装されるようなことができるのは、うちしかできないと思いますし、それができるのはダレットワールドだということだと思います。
安直に何か大きな仕掛けを用意していますというよりも、カプコンらしさなどでもコミュニティの種としてユーザーの皆さんにお届けできるのではないかと思っています。
稲船氏:カプコンらしさを出す部分で、生真面目にやるつもりはまったくありませんね。どこまで悪ふざけできるかというところですね。
稲船氏:そうですね。賛同していただければゲストとして置かせていただければいいなと思っています。
稲船氏:小島ショップに行列ができて、うちは閑古鳥みたいな。でも、そういうことであってもコミュニティの種として機能してくれれば、それはそれで、あってもいいことだと思います。
稲船氏:いましたね(笑)。ユーザーの皆さんには、我々が想像していた以上のことをやっていってほしいですね。
ダレットは現在30人前後の従業員が在籍していますので、やはり多数のユーザーが遊ばれる部分では想定できないような遊び方もされると期待しております。
稲船氏:ええ。現実では必要以上に費用がかかってしまうチャレンジという部分も、ダレットワールドであれば少ないリスクで可能です。
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