2007年を振り返る GameSpot年間ランキング 翻訳記事TOP10
鬼頭世浪(編集部)
公開日時:2007/12/27 10:00
2007年もあと数日で終わり。海外では、今年のゲーム業界は一体どんなことがあったのか、またGameSpotではどのような記事が注目されたのか。今回、年末特集ということで、2007年にGameSpot Japanで注目された翻訳記事のランキングを紹介していく。
第1位: Xbox 360 vs. PLAYSTATION 3 グラフィック比較
Xbox 360とPLAYSTATION 3で発売されたゲームによる画像比較記事。マルチプラットフォームのタイトルを紹介しつつ、各ゲームでの画像処理について比較している。2007年末にかけ、エクスクルーシブタイトルなども頭角を現してきた両ハードではあるが、海外タイトルの多くはマルチプラットフォームで発売されてきている。
日本のゲーマー諸君は、このタイトルがあるからこそ、このハードを買う! という意見の人を多くみかけるが、「あと一歩が踏み出せない……」という人には参考になるかも。
第2位: PS3のPS2互換機能廃止の本当の理由-SCEA幹部が語る
PLAYSTATION 3 40GBモデル発表後、ソニー・コンピュータエンタテイメント アメリカ CEO Jack Tretton氏がWall Street Journalで発言したものの考察。トラックバックやブックマークを見ると、「互換廃止でもコストが変わらないなら取るな」といったネガティブな意見もあるが、筆者が思うに、現在の製造コストこそ変わらないものの、今後に関わるゲームタイトルのロイヤリティフィーや、今後の製造工程の簡略化など、長い年月で考えれば変わると思う。
ちなみに筆者が個人的に所有しているPS3は20GBモデルのHDDを換装増設したもの。
第3位: E3 2007:従来型とどこが違う? 新型PSPをさっそくレビュー
E3 2007で発表された新型PSP(PSP-2000)の速報版レビュー記事。「軽い」「薄い」が一番の目立つ部分ではあるが、拡張機能であるTV出力などの情報もいち早くお伝えできたのではないだろうか。北米では従来のPSP-1000のバッテリーを使用できるアタッチメントカバーが発売されているが、日本でも早く出てほしいところかも。
第4位: 「Xbox 360」の修理手続きにゲームファンの不満続出
マイクロソフトが2007年7月に発表した、通称「Red Ring of Death」の不具合対応について、海外ユーザーからの不満が爆発したというもの。日本の対応については、GameSpot Japanのユーザーブログで書かれているganzoさんのレポートが参考になるかも。
ちなみにCNET Networks Japan内のXbox 360ユーザーでは、ZDNet Japanの山下編集長がRRoDの被害にあったらしい。
第5位: カプコン 名作ワイヤーアクション【トップシークレット】を復活!
GameSpotのWorldWideスクープ。言語と時差の関係上、日本では若干後発になってはいるが、できる限りの速報でお届けできたと思う。残念ながら、現時点では日本での発売は未定となっているが、根強いファンも多い作品なので、来年あたりに何らかのアナウンスがあることを願いたい。
第6位: 苦境に立たされるPS3
2007年9月の段階で販売されたPS3の台数に対してアナリストの嘆きが聞こえる記事。記事の掲載時期には、すでに新型PS3も発表されてはいるものの、その仕様に不安の声が上がっていたり、開発会社もコスト懸念によるPS離れが起きようとしていたりと不安定な時期だった。現在は40GBも好調に販売台数を伸ばしている。
第7位: 3D映像機能を備えたPS3が2008年に登場?
三菱の代表が「2008年はじめにBlu-rayプレイヤーに3D映像機能を組み込む」と述べた記事に対しての考察。Blu-rayプレイヤー、家庭用ゲーム機に同システムの導入を検討など、これらを踏まえ、PS3に3D映像機能が!?ということに。3D映像というと、筆者はどうしても映画のJAWSや、赤と青のレンズがついたメガネを連想してしまいます。
第8位: 新型PSP「PSP-2000」を検証 従来PSPとも比較
第3位にある速報レビューの後追い記事。Dパッドの高さ変更や、PSPのメニュー画面であるクロスメディアバーからゲーム機動までの時間を秒単位で計測。そのほかにも変更された部分を比較している。すでに製品を手元に持っている人も多いと思うが、購入の参考にはなったのだろうか、気になる部分でもある。
第9位: 坂口博信氏が語るXbox 360、ブルードラゴン、ロストオデッセイ
ファイナルファンタジーの生みの親、坂口博信氏のインタビュー翻訳。読者にとってはブルードラゴンの販売本数などが衝撃的であり、坂口氏の毒舌部分が業界では好評であったりと様々な意味で好評だった記事だ。
第10位: 「PS3の最大の失敗は発売時の品不足」-SCEAのCEOが発言
PS3ローンチ時の失敗談についてソニー・コンピュータエンタテイメント アメリカ CEO Jack Tretton氏が語っている。発売前の品不足もそうだが、ローンチタイトルの少なさ、また価格の高さなども要因だったような気がする。お世辞にも現在を好調というには時期早々だが、ラインナップも揃い、低価格の40GBも発売され、現在は順調にも見える。
約8か月の中で伸びた記事はXbox 360 VS. PS3の比較を筆頭にプラットフォームに絡む海外事情などが多かった。
そのほかにもランキングには入っていないが、ソニーCEO:「Wiiの品不足はPS3を後押し」といった記事や アタリ創立者「今のゲームは純粋なゴミだ」なども注目を浴びでいた。
個人的に驚いたのは、ネガティブ記事が目立っていた点だ。来年はポジティブな記事が読者の目につくことを願いたい。
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