帳票を巡るあらゆる課題を一挙に解決する究極のプラットフォーム「SVF」の魅力と実力

CNET Japan Ad Special2016年02月26日 16時00分

──海外ERP帳票の“ジャパナイズ”も、帳票基盤化も、マイナンバー対応も──

導入実績18,000社──。日本の帳票ツール市場でNo.1シェアを堅持する帳票プラットフォームが、ウイングアーク1stの「SVF」だ。その大きな強みは、「帳票に関わる課題であれば、何でも解決しうる柔軟性」にあるという。果たして、それはどういうことなのか。SVFの強さを支える機能・性能について、改めて概観する。

あらゆるシステムのデータを、思いどおりのフォーマットで

 SVFは、元来メインフレーム上で運用されることが多かった帳票の設計・作成・出力(印刷)環境のオープン化・柔軟性を目指して設計・開発されたシステムだ。その大きな特長の一つは、「あらゆるタイプの帳票が簡単に作成できる」という点にある。

 実際、SVFを用いれば、日本固有の細やかな帳票からグラフィカルな帳票まで、あらゆるタイプの帳票を思いどおりに設計することができる。設計に際しては、プログラムを記述する必要はなく、バーコードやチャートを組み込んだり、既存の帳票などを用いることも可能だ。

 SVFは、さまざまなIT環境への適応性も高い。例えば、帳票に読み込むデータのソース(つまりは、連携対象の上位システム)にしても、メインフレームから国内外のERP/データベース製品、カスタム開発のアプリケーション、さらにはAWSなどのクラウド上のアプリケーションに至るまで多岐にわたる。

 今日では、海外製のERP製品を利用する日本企業は少なくないが、こうした海外製の業務アプリケーションや簡易の帳票ツールでは、日本企業が望むかたちの帳票をデザインしたり、出力したりすることができない。すなわち、ERP帳票の"ジャパナイズ"が思うように行えないといった問題があるわけだ。しかし、SVFでは、日本の企業のこだわりや商習慣に合致した帳票が思いどおりに設計・作成できるのである。

 また、メインフレームとの連携に関しては、「SVF for Mainframe」と「SVF Connect SUITE Plus」という2つの製品が用意されている。前者は、メインフレームから受け取った帳票の印刷データをそのままオープン系プリンターで出力するための仕組みであり、後者のSVF Connect SUITE Plusは、メインフレームから帳票に入れ込むデータだけを受け取り、データ加工から帳票のレイアウト/出力までを一貫して行うためのシステムである。

 いずれも、維持費の高い専用プリンターから低コストのオープンプリンターへの"脱レガシー"を実現する仕組みだが、SVF Connect SUITE Plusを用いれば、より広範な"脱レガシー"が実現され、帳票の生産性や保守運用効率が一段とアップすることになる。例えば、同システムを採用することで、メインフレーム上のシステムには手を加えずに、帳票にマイナンバー(社会保障・税番号制度に基づく個人番号)などのデータを付加し、レイアウトを組み立て、出力することが可能になるのである。

 さらに、SVFの場合、日本語を含む8ヶ国語で帳票を出力することができ、チャートについても8ヶ国語で表現できる。そのため、英語OSや操作画面のローカライズ対応によって、海外拠点での帳票運用も実現される。

出力先も出力形式も自由に選択

 SVFには、「プリンター非依存の帳票出力」を可能にしているという柔軟性もある。具体的には、独自開発のSVF専用ドライバーを備え、さまざまなプリンターのネイティブコマンドで出力、プリンターや出力方式の違いを問わない高速・大量印刷を実現しているのである。そのため、SVFのユーザーは、帳票出力用のプリンターを文字どおり自由に選ぶことができる。

 SVFの場合、帳票の出力形式も多彩だ。PDF形式やExcel形式、TIFF形式などさまざまなフォーマットで帳票を出力することができ、FAXや電子メールに直接データを出力することもできる。

 さらに、企業の中で個別に管理されている帳票システムを拡張しながら共通化していくこともできる(図1)。このように、帳票システムを基盤化し、一元化することで、帳票システムの保守効率が高まり、かつ、証跡管理など内部統制のプロセスも効率化されることになる。

図1:SVFによる帳票システムの基盤化と一元化 図1:SVFによる帳票システムの基盤化と一元化
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電子帳票のセキュアな運用とマイナンバー対応

 SVFを用いれば、帳票のペーパーレス化・電子化に伴う保管・管理とセキュリティ上の課題も解決できる。例えば、「SVF PDF Loader」という仕分けツールで電子化された帳票(PDFファイル)の自動仕分けを実行し、「SVF PDF Archiver」に整理したかたちで格納される。

 SVF PDF Archiverは、電子帳票(PDF帳票)の管理・検索・セキュリティの機能を提供するソフトウェアだ。「原本(元PDFファイル)」と「検索(用の)データ」、および「付加情報(アノテーション)」という3つのレイヤーでPDF帳票を管理する。

 この管理構造により、原本には手を加えずに、目的のファイルがすぐに引き出せる高い検索性を実現することが可能になるほか、電子帳票の閲覧時に「持ち出し厳禁」といった透かし文字を付与したり、特定のデータを見えなくしたり、「印刷不可」の設定を施したりといったセキュリティコントロールを(原本の完全性を保証したうえで)かけることも可能となる。また、SVF PDF Archiverには、ウイングアーク1stが独自に開発した「仮想PDF」と呼ばれる革新技術が実装されている。これによって、原本は暗号化による"施錠"でしっかりと管理しつつ、その仮想ファイル/仮想ページを通じて帳票の柔軟な活用と厳密なセキュリティコントロールを両立させることができるのである。

 SVF PDF Archiverは、マイナンバー対応においても有効だ。例えば、帳票ファイルとマイナンバーとを個別に管理し、マイナンバーなしの原本から、「マイナンバー付き帳票」と「マイナンバーなし帳票」の双方を仮想的に作ることができる。これにより、社員の退職などによって、その人のマイナンバーを破棄・消去する必要が生じた際も、保管すべき帳票から該当者のマイナンバーだけを消し込んだり、マイナンバー自体を破棄したりすることが簡単に行えるのである。

図2:社員の入退職などのマイナンバー対応にも有効 図2:社員の入退職などのマイナンバー対応にも有効
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 帳票は日々のビジネスを回すうえで必要不可欠な重要ドキュメントだ。ゆえに、見栄えも見やすさも、設計・作成のスピードも、保守のしやさすさも、さらには、出力の性能・管理性、活用の自由度、そしてセキュリティレベルも、あらゆる面で、企業のビジネスニーズやポリシーにピタリと合致していなければならない。そうした厳しい要件を満たすことのできる「唯一無二の帳票プラットフォーム」──それがSVFであり、同ソリューションが市場でトップシェアを堅持してきた理由と言えるのではないだろうか。

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