最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分
2008年10月、某県を中心に40拠点以上を展開している学習塾A社で、ソフトウェアの不正コピーによるライセンス違反事件が発覚。PCの扱いに慣れており、各拠点のチラシ類制作を指導している同社従業員のB氏が、ライセンス違反のOSやDTP関連のソフトなどを配布し、不正に使用させていたというものだ。A社側は、B氏が会社に安価なソフトウェアの購入による経費削減を提案し、会社として受け入れたのは2年以上前でありライセンス違反とは知らなかったと説明。しかし不正コピーであることがわかり、各ソフトウェアメーカーが同社を提訴。A社が支払った損害賠償として6,000万円以上。また、同事件の公表によりA社の信用が失墜し、存続の危機に追い込まれている。
・不正コピーであると知りつつ、会社内で使用し、ライセンス違反を繰り返していた。・経営層がライセンス管理の必要性をまったく意識していなかった
※この事件は実際に発生した情報漏洩事件を基に創作された、架空の事件です。