shio直伝!! GR×Mac 究極の写真術--第1回:設定編

CNET Japan Ad Special 執筆/写真:塩澤 一洋2011年03月04日 13時00分

shio流設定、大公開!!──その2 キーカスタム設定メニュー

撮影設定メニュー4(画像クリックで拡大表示)

【Fn設定のMY登録】
OFF ── MYモードというものを一切使っていないので、OFF。カメラの設定状況は常に記憶している。「いま、ISOがいくつでホワイトバランスは何で絞りはいくつで……」という設定状況は常に頭の中にある。その設定は、状況や環境に応じて逐次変更していく。だからMYモードの必要は感じない。

【ホワイトバランス補正のMY登録】
OFF ── 同上。

※ 【ADJ.レバー設定1】
ISO ── 撮影時に、最も素早く変更したいのはISO感度。なので、ADJ.レバーを押すと最初にISOが出るように「設定1」にセット。普段はISO64に設定しておき、状況によって200ないし400に変更。なおISO800以上にする場合は、白黒モードにすることが多い。

※ 【ADJ.レバー設定2】
ホワイトバランス ── 次に素早く変更したいのがホワイトバランス。基本的に「屋外」に設定しているが、レストランで料理を撮るときなど室内では「マルチパターンAUTO」に変更する。

※ 【ADJ.レバー設定3】
フォーカス ── 遠くの山などの景色を撮影するときは「無限遠」に設定するので、フォーカスを素早く変更できるようにするために、ここは「フォーカス」。

【ADJ.レバー設定4】
画像設定 ── 基本的に「スタンダード」だが、ISO感度を上げたときに「白黒」に変更する機会があるため、画像設定をここにセットしている。

※ 【ADJシャッターボタン確定】
ON ── ADJ.で設定を変更した後、すばやく撮影に戻るために、ONにしている。

撮影設定メニュー5(画像クリックで拡大表示)

【Fn1ボタン設定】
AF/MF ── これ、極めて重要。AFモードで撮影時、シャッターボタンを半押しして被写体までの距離をカメラに認識させたら、Fn1をプッシュ。するとMFモードに変更されると同時に、その距離が固定される。これによって、同じ距離にある被写体を何枚も連続的に撮影する場合、毎回毎回AFで半押しして距離を測り直す必要がないうえ、シャッターボタンを押したときにタイムラグなく撮影できるため、タイミングを逃さず、決定的瞬間を写せる。

※ 【Fn2ボタン設定】
AF/スナップ ── 通常AFで撮影していて、このボタンを押すと「スナップモード」に変更できる。

【ズームボタン設定】
露出補正 ── これも極めて重要。露出補正は-0.7を基本にしているけれども、撮影時の状況に応じてこまめに変更する。したがってズームボタンで即時に変更できるのは非常に大切なのだ。メニューを選ばずにダイレクトに露出補正できるのも、撮影者の気持ちを理解しているGRならではである。

※ 【電源ボタンランプ】
OFF ── 見ることはないので、不要。

【再生モード ダイヤル設定】
設定1 ── 再生時に写真を送ることができる方がいいから。

【Mモード ダイヤル設定】
設定1 ── アップダウンダイヤルで絞りを、ADJ.レバーでシャッタースピードを変更する設定。次の【Mモード ワンプッシュ動作】を「絞り優先」に設定しているため、より直感的に操作しやすいダイヤルの方に、絞りをセットしている。

【Mモード ワンプッシュ動作】
絞り優先 ── Mモード時にズームボタンの上を押すと、適切な露出を得られるように、絞りは固定したまま、シャッタースピードを変更してくれる。かなり便利。

【ADJ.ISOダイレクト変更】
OFF ── これをONにしておくと便利ではあるが、ADJ.レバーに不意に触れてしまって、いつの間にかISO感度が変わっていることがある。なので残念ながら、これはOFFにせざるを得ない。その代わり上述のとおり、【ADJ.レバー設定1】にISOをセットすることで、ADJ.レバーを押して「アップダウンダイヤル」を回せば、容易に感度を変更できるようにしている。

北京・GR DIGITAL 3 (画像クリックで拡大表示)

北京・GR DIGITAL 3 (画像クリックで拡大表示)

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