最終更新時刻:2008年7月24日(木) 14時15分
 
CNET Japan Ad Special 現場の業務カイゼンから始める全体最適へのシナリオ〜一般企業に浸透したERPが日本の製造業に受け入れられない理由を紐解く〜

第1回 シンプル・イズ・ベストで開始するリアルタイム生産管理ソリューション

製品ライフサイクルの短縮、急激な需要変動、多品種・少量生産といった動きがますます進んでいくなか、中堅製造業に対してもさらなる納期短縮や品質向上、コストダウンといった要求が高まっている。その中で企業が生き残るための鍵となるのが、生産のみならず経営の視点をも含めた業務プロセスの“全体最適化”である。NECソフトは生産管理などの業務の現場に近い部分から開始して、段階的に適用範囲を広げ、最終的にはERPを導入する企業と同じく、全体最適化を実現していくフレームワーク「組立系製造業ソリューション」を提供する。めまぐるしく変化する現状に即応できる強い製造業への改革をサポートしていく。

業務プロセスの全体最適化が必須

 本格的な回復基調に乗ったといわれる景気は、日本経済のいたるところに活力をもたらしつつある。その状況を裏付けるように、ここ1、2年でシステムの刷新に向けて動き始める準大手や中堅クラスの組立系製造業の企業が増えてきた。

 そこでの中心的なテーマとなっているのが、生産管理を中心とした業務改革である。中堅製造業において、既存の生産管理システムが抱えている様々な問題について、製造ソリューション事業部 第一製造業SIグループ グループマネージャの土居崎修氏は、次のように語る。

NECソフト株式会社 製造ソリューション事業部 第一製造業SIグループ グループマネージャ 土居崎 修 氏
NECソフト株式会社
製造ソリューション事業部
第一製造業SIグループ
グループマネージャ
土居崎 修 氏

 「中堅製造業では、汎用機ベースの生産管理システムを利用している企業がまだたくさん残っています。それらのシステムで追求してきたのは、製造という限られた領域での効率化つまり部分最適化です。しかし、今日のように激しく変化するビジネス環境やグローバル化に対応し、かつコストダウンやリードタイムの短縮を実現するためには、生産・販売・経営などを部分最適で推し進めるのでは不十分です。また、一方では発注元大手セットメーカーが展開するSCM(サプライチェーン管理)システムへの対応も急務となっています」(土居崎氏)

 このように今日の中堅製造業には、生産に関係する部門はもちろん、経営部門をも含めた業務プロセスの全体最適化が求められている。業務プロセスの全体最適というと、とかくERPが持ち出されるケースが多いが、日本の製造業の場合には、欧米で用いられることが多い海外の一枚岩思想のERPパッケージを導入したが、上手く機能しなかったという状況もしばし見られる。

 また、ERPパッケージ自体も高額な上に、そこに自社に合わせてカスタマイズするため、SIにも大きな費用と時間が発生する。結果、多大なコストを支払ったにもかかわらず、成果が見えにくいという課題が指摘されている。この課題の解決に向けてNECソフトが提供しているのが、比較的小さな業務改善から開始して最終的に業務プロセスの最適化を実現する「VALWAY Solutions/組立系製造業ソリューション」である。

多様な業務データを経営視点で“見える化”する

 組立系製造業ソリューションは、「経営資源の最適化」、「基幹業務の最適化」、「IT基盤活用の最適化」を3つの柱とするソフトウェア・フレームワークとして、リアルタイム生産管理、営業力強化、生産現場管理、需給調整、品質改善、保守サポート管理、設計力向上、購買効率化、環境対策などのソリューションを提供している。これらの機能を有機的に連携させるとともに、企業内に散在している様々な業務データを経営者や企画部門の意識決定に活かせるよう集約し、“可視化”(見える化)する。

NECソフト株式会社 製造ソリューション事業部 第一製造業SIグループ 製造業セールスエキスパート 畠山 杉夫 氏
NECソフト株式会社
製造ソリューション事業部
第一製造業SIグループ
製造業セールスエキスパート
畠山 杉夫 氏

 それでは組立系製造業ソリューションの導入によって、具体的にどのような業務改革が可能となるのだろうか。製造ソリューション事業部 第一製造業SIグループ 製造業セールスエキスパートの畠山杉夫氏は、「例えば、生産管理、技術情報管理の有機的な結合によって、製造業の業務プロセスの上流から下流までを一気通貫する部品表(BOM:Bill of Materials)レベルのデータ連携および情報共有を実現します。これまでしばしば問題とされてきた“設計と生産の壁”を払拭することができます。また、ソリューション同士を結合させることによって、営業、会計に領域を拡大し、ERPとして使用できるのに加えて、グローバルでの全体最適も可能になります」と語る。

 さらにNECソフトでは、今後に向けてRFID(ICタグ)によるトレーサビリティ強化、無線モバイル端末による機動力強化、ASP化による柔軟性強化なども視野に入れながら、フレームワークを成長させていくという。

 実際に、東証一部に上場しているような大手メーカーならいざしらず、年間のIT予算が1〜2億円といった中堅製造業にとって、複数のソリューションから構成された大規模なフレームワークをビッグバン的に導入し、効果を出そうとしてもほぼ不可能だといえる。そこでNECソフトでは、長年にわたって中堅製造業をサポートしてきた経験とノウハウから、組立系製造業ソリューションの段階的な導入を提唱している。

 「向かうべき方向を定めたうえで必要なソリューションを選択し、優先順位の高いものから順に課題を解決していけばよいのです。お客様は最小限の投資を積み重ねながら、相乗的な効果を獲得することができます」と、土居崎氏は語る。こうした導入の柔軟性こそが、組立系製造業ソリューションの最大の特長となっているのである。




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