文:鈴木亮
2007/07/10 11:00
日々の業務でFirefoxをどのように活用するかは、それぞれ皆さんの職種によって異なるかと思います。
WEBディレクターの私の場合、日々の仕事の中で一番使用頻度、利用率が共に高いのは、やはり「Web Developer」です。これまでの連載でもご紹介していますが、私もJavaScriptをOFFにした状態の検証、リンク切れのチェック、AHL※注1のチェックなど、様々な機能を活用しています。
※注1:Another HTML-lintの略語。AHLはHTMLの文法チェックやアクセシビリティチェックを行うサービス。
今回はその他の検証ツールとしてCSS ViewerとFlash Switcherをご紹介します。
CSSViewerを使うと、ページ内のCSSのクラスやIDを簡単に確認することができます。しかも、ブラウザ上で展開されるので、わざわざファイルを参照する手間も発生しません。私はレイアウト崩れの原因追求や検証に利用しています。
これは、Flashプレイヤーのバージョンごとに表示をチェックできるアドオンです。Flashを利用したサイトが多くなってきている現在、Flashのバージョンチェックは欠かせません。このアドオンを使うと、簡単にFlashのバージョンを変えて動作を確認することができます。私はこれに加えて、同時にJavaScriptがOFFの場合におけるFlashの動作をWeb Developerで確認します。この2点はFlash採用サイトを制作する場合には押さえたいポイントですね。
その他確認で使っているものとしては、Console²やLinkCounterなどがあります。LinkCounterは前回ご紹介したLink checkerと似ているツールですが、これを使うと内部リンク、外部リンクが色分けされ、確認作業も短縮されます。
WEBディレクターとしては、資料作成・情報収集も必要不可欠な仕事の1つです。そこで資料作成と情報収集に役立つアドオンもご紹介します。
Page Saver
このアドオンはサイト全体の構造を掴むためのワイヤーフレームや、構成案を作成する時に大活躍してくれる画面キャプチャツールです。画面外に隠れた部分も含めてページ全体をキャプチャできるほか、ショートカットの設定もでき、作業効率がアップします。また、保存形式がPNGなのでデータも軽く維持できます。
Sage
SageはFirefoxにRSSリーダー機能を加えるアドオンです。これを使えば、効率よくRSSの情報を閲覧できます。特に、ブラウザをセパレートして新着記事を一覧で表示してくれる部分がとても使いやすいです。是非、日々の情報収集にお役立てください。
今回は、ディレクターの視点でFirefoxをどのように活用しているかをご紹介しました。特に制作面だけでなく、その他の資料作成や情報収集という場面での活用方法を皆さんも参考にして頂ければうれしく思います。
文:鈴木亮
バーチャルコミュニケーションズ株式会社
WEBインテグレーション事業部
ディレクター