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デジタル製品

スマホ版の操作性は“快適”--リマスターされたRPG「ロマンシング サガ2」をプレイ

2016/03/24 07:30
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 スクウェア・エニックスは、人気RPGとして知られる「ロマンシング サガ2」のリマスター版を、スマートフォン(iOS/Android)ならびにPS Vita向けに3月24日のお昼ごろから配信する。価格は2200円。注目度の高い本作の概要と、配信に先立ってスマートフォン版(Android)を実際に触った操作感など、気になるところをお伝えする。

ロマンシング サガ2
当時としては意欲的なシステムを導入していることから、シリーズでも人気の高い作品として今でも根強いファンのいるタイトルだ

フリーシナリオや皇位継承、技のひらめきや戦闘陣形といった意欲的なシステム

 本作はもともと1993年にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたもの。特徴として挙げられる要素に、技のひらめきや戦闘陣形といったバトルシステムのほか、自由に冒険できるフリーシナリオと主人公を入れ替えながら冒険する皇位継承システムがある。

  • 会話などの選択肢によって、その後の展開が変化していく

 本作でのプレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝となり、混沌とした世界を平和に導くため、世界を脅かす七英雄たちと戦っていく。フリーシナリオシステムは冒険のきっかけとなるイベント以降、プレイヤーの意思によって自由に物語を進めていくことができるというもの。また、プレイヤーの選択した行動によって世界の状況や時間の流れが変化していく。

  • 攻撃すると技をひらめくことがある

 皇位継承は、戦闘や年月の経過によって皇帝が死亡することがあり、そこで新しい皇帝を選ぶことができるというもの。そして新皇帝には、前の皇帝が覚えていた術や技などが引き継がれる。キャラクターはさまざまなクラス(職業)を持っているため、どのクラスのキャラクターに皇帝を継承するかも本作にとって重要なポイントだ。

  • さまざまな戦闘陣形が用意され、配置する場所によって効果が異なる

 モンスターとの戦闘はシンボルエンカウントと呼ばれる、マップ上に表示されているモンスターと接触することで発生する。戦闘はRPGでよくあるターン制となっている。ここで攻撃を仕掛けると新たな技をひらめくことがある。ちなみに本作ではレベルの概念がなく、戦闘中に使用した技が成長する成熟度システムとなっているため、新たな技を覚えるためには戦闘によってひらめく必要がある。また戦闘において敵の攻撃を受けた際に「見切り」をひらめくこともあり、その攻撃はそれ以降確実に回避できる。戦闘陣形は、文字通り戦闘時の陣形を組むもので、陣形の種類やキャラクターの配置によってさまざまな効果が発揮される。

画面のどこでも反応するスマートフォン版の操作

 本作はリマスター版となる移植作であるため、基本的にゲーム内容はスーパーファミコン版と同じだ。ちなみに2010年にフィーチャーフォン向けのモバイルアプリ版が配信されており、新ダンジョンと新クラスの陰陽師と忍者が追加。本作でもその追加要素は収録されている。なお、ゲーム開始時に追加要素の有無は選択可能となっている。

  • 追加要素となるオリジナルダンジョン「追憶の迷宮」

  • 領土内の庭園「アバロンの園」。一本の木を育て、果実を実らせることで帝国の収入が増加する

  • ある条件によって登場する「ヴィクトールの亡霊」

 ほかにも自分のセーブデータからキャラクターの強さや所持アイテムを引き継いで、ゲームを最初から遊ぶことができる「つよくてニューゲーム」や、ストーリーの進行に沿って各地域で発生したイベントのあらすじを見ることができる「帝国記」、直前のプレイが自動でセーブされるオートセーブ機能も用意されている。

  • 環境設定の項目。マップ上の移動速度は「歩く」と「ダッシュ」どちらかを選択可能。Dボタンを押しながら移動操作することで、切り替えできる。なお本作ではダッシュ中の視界制限はないという

 多くのユーザーが気になるであろうポイントは、スマートフォン版における操作性だろう。基本的にフリックないしはスワイプでキャラクターが移動(あるいは選択カーソルの移動)し、タップで決定する。特徴としては、画面のどこでも反応することだ。公式Twitterには、実際に移動戦闘を行っているシーンを撮影した動画が公開されている。

 とかくフィールド移動時にはシンボルエンカウントであるだけに、操作のしやすさはとても重要なポイントだ。本作ではフリックやタップ位置が決められていないため、位置ズレによる操作ミスはない。そのため操作のしづらさでストレスを感じることはなかった。少し慣れれば片手持ちの親指一本でもゲームが進行できるぐらい、操作性に関しては快適だと思っていいだろう。ほかにも選択肢などの決定はダブルタップとなっているため、誤操作に対する配慮もなされている。

ロマンシング サガ2
移動の操作感覚がわかりやすいように、入力方向を示すインジケーターを表示させることも可能。もっとも前述のように画面全体で反応するので、この位置で操作しなくていい

 グラフィックは背景やバトルの一部で一新されているものの、見ての通りキャラクターのグラフィックスは当時のドット絵のまま。BGMも聴く限り当時のものを再現している。最新の技術や表現を用いつつもそれを目立たせず「当時のゲームがそのまま遊べる」と思うぐらいに、オリジナル版のイメージを的確に残していることがよくわかる。その上で操作の最適化もよく考えられており、丁寧に作り込まれたリマスター版という印象を持った。本作に懐かしさを感じているユーザーの期待には応えられているように思う。

一目見ただけでわかるほど、背景に関しては描き込まれた最新の表現になっているが、キャラクターはドット絵で、オリジナル版のイメージを保っている
一目見ただけでわかるほど、背景に関しては描き込まれた最新の表現になっているが、キャラクターはドット絵で、オリジナル版のイメージを保っている

 また、本作はRPGとして簡単ではなくむしろ難しい部類に入るゲームではあるが、理不尽な難しさではなく、考えて進めて行くことによって道が開けていくようにできている。遊びごたえがあるゲームとしても、最近のユーザーにも新鮮な感覚を持って受け入れられるのではないかと考えている。

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