タイトー、秋葉原駅で無料の「駅ナカゲームセンター」--電子マネーの利便性をアピール

 JR秋葉原駅構内に2日間限定で登場した「駅ナカゲームセンター」。
Scroll Right Scroll Left

 JR秋葉原駅構内に2日間限定で登場した「駅ナカゲームセンター」。

 タイトーは11月20日と21日の2日間、JR秋葉原駅構内イベントスペースにて「駅ナカゲームセンター」を開催している。交通系電子マネーを使用するとクレーンゲームやプライズゲームが無料でプレイできるというものだ。開催時間は両日とも11時から21時までを予定。

 同社が運営するアミューズメント施設「タイトーステーション」において、試験運用を経て2015年から本格的にマルチ電子マネー決済端末を導入。10月19日からは交通系電子マネーに対応した。現在までに22店舗で導入され、2016年3月までに44店舗、約9800台に端末を設置する計画だ。

アミューズメント施設のゲーム機に電子マネー決済端末の導入を進めている
アミューズメント施設のゲーム機に電子マネー決済端末の導入を進めている

 アミューズメント施設といえば長年「1プレイ100円」というイメージが強く定着しているものの、電子マネー決済が可能になると利用者にとっては100円硬貨の両替に出向いたり、硬貨の出し入れが不要となり利便性が向上。運営側としてもプレイ料金が100円単位という概念にとらわれない1円単位での柔軟な価格設定やオペレーターの集金作業の負担軽減、また電子マネー決済を前提としたゲーム開発も可能としている。今回のイベントは交通系電子マネーに対応したことや、アミューズメント施設で電子マネーが利用できることを周知するのが狙いという。

 使用できる電子マネーは「Suica」や「PASMO」はもとより、「Kitaca」、「TOICA」、「manaca(マナカ)」、「ICOCA」、「SUGOCA」、「nimoca」、「はやかけん」の9種類。ゲーム機に設置された端末にカードなどをかざすとプレイ可能。残高は減らない仕組みとなっている。

 用意されているゲーム機は「ネイルステージ」というクレーンゲーム機2台と「カプリチオスター」というプライズゲーム機1台。クレーンゲームにはオリジナルデザインのトートバック、プライズゲームにはチョコレートが景品として入っている。

 物珍しさや人の行き来が特に多い場所ということもあってか、20日午前中から多くの人でにぎわいを見せていた。また年配の方や外国人も混じって挑戦する姿も見受けられた。今後もアミューズメント施設における電子マネー決済が利用可能であることや、利便性を引き続きアピールしていくという。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]