Microsoftが2014年に「Kinect for Xbox One」センサを「Windows」で利用可能にするアダプタキット「Kinect Adapter for Windows」を発表した際、一部には、同社が「Kinect for Windows」センサの開発を終了しようとしているのではないかと見る向きもあった。
米国時間4月2日、その見方が正しかったことが明らかになった。
Microsoftはブログ投稿で、「Kinect for Windows v2」センサの生産を2日付で終了すると発表した。2014年に発表されたKinect Adapter for Windowsを利用すれば、Kinect for Xbox Oneセンサを「Windows 8」および「Windows 8.1」搭載のPCやタブレットに接続できる(ただし「Kinect for Xbox 360」センサは接続できない)。
MicrosoftでKinect for Windows担当シニアテクノロジエバンジェリストを務めるMichael Fry氏は2日のブログ投稿で、「Kinect for Xbox OneおよびKinect for Windows v2センサはどちらも機能的には同じなので、当社の『Kinect for Windows SDK 2.0』はどちらともまったく同じように動作する」と書いている。
今回の措置にもかかわらず、Microsoftは現在もXboxとWindowsの両方を対象にした開発プラットフォームとしてKinectに力を入れていることを、Fry氏は強調した。
これまで、ヘルスケアなどさまざまな垂直市場で多数のKinect for Windows用アプリが開発されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する