gloops、出遅れネイティブゲームに年内6タイトル投入で巻き返しへ

 gloopsは10月15日、都内で「2014年新作ゲームタイトル発表会」を開催。ネイティブゲーム事業に本格参入し、年内の6タイトルをリリースする予定であることを明らかにした。

ネイティブゲームにシフト。年内6タイトルリリースで出遅れを巻き返す

  • gloops代表取締役社長の池田秀行氏

 発表会の冒頭では、gloops代表取締役社長を務める池田秀行氏が登壇。同社が事業展開するなかで、ディー・エヌ・エーが運営するMobageがオープン化した後にいち早くソーシャルゲームを投入。以降、ブラウザゲームを中心にソーシャルゲームにおいてヒット作を創出。累計40タイトル以上、登録会員数は延べ3000万人を超えるなど、存在感を示したことを振り返った。

 その一方でモバイルゲーム市場はブラウザゲームの成長が鈍化し、ネイティブゲームが急成長。現在はネイティブゲームアプリがブラウザゲームを上回る市場状況にあるとした。同社では、ネイティブゲームとして2013年5月に「欧州クラブチームサッカー BEST☆ELEVEN+」をリリースし一定の成功を収めているが、1タイトルのリリースにとどまっており、池田氏はネイティブゲーム市場において「後発かつ出遅れている状況」と、率直に指摘をした。

 こうした市場の変化に池田氏は「新たなフェーズに向けて進化の時」とし、ネイティブゲーム市場に本格進出。年内に6タイトルを投入することを明らかにした。この日発表された今秋配信予定の「SKYLOCK - 神々と運命の五つ子 -」(スカイロック)を皮切りに、先の東京ゲームショウ2014で発表したブシロードとの協業タイトル「トイズドライブ」を今冬配信。そのほか4タイトルを順次発表ならびにリリースする。池田氏はこれによって「遅れを取り戻して、一歩先を行く」と意気込みを示した。

  • 新作タイトルのひとつのフル3Dアクションバトルゲーム

  • 同じく新作タイトルのひとつのアクティブ召喚バトル

  • プロジェクトシフトと呼ばれる新作は10月22日に情報公開

  • 新作タイトルのリアルタイムギルドバトル

  • ブシロードとの協業タイトル「トイズドライブ」

  • この日発表された新作の「スカイロック」

「スカイロック」に新要素や演出を加えてアプリ化。CMキャラにはローラさんを起用

 スカイロックはブラウザゲームとして展開したタイトルで、新規要素などを加えてネイティブゲーム化したタイトル。神の血を引く運命の五つ子たちが魔者(マモノ)を駆使し、冥界神サタナスの復活を阻止すべく冒険するという内容で、ダンジョン型のクエストやコマンド式のターン制バトルなど王道タイプのRPGとしている。

 キャラクターデザインには漫画家の幹大樹氏、シナリオは脚本家の渡辺雄介氏、音楽のメインコンポーザーには桜庭統氏といった制作陣、フルボイスで進行するストーリーには大塚明夫さん、下野紘さん、沢城みゆきさんなどといった人気声優陣を起用するなどでストーリーを盛り上げる。

  • スクリーンショット

  • (C) Exys (C) gloops, Inc.

 本作は事前登録を開始。登録したユーザーには配信開始時に「★6魔者『フレイ』(魔人)」がプレゼントされる。またテレビCMの放送も実施する。CMキャラクターにはタレントのローラさんを起用。スカイロックに登場する魔者に扮したローラさんが登場する内容となっている。発表会ではCMそのままの衣装でローラさんが登場し華を添えていた。

  • 「スカイロック」のプレゼンを行ったプロデューサーの辻口誉人氏

  • CMキャラクターのローラさん。CMと同じ衣装で登場し、トークでは撮影秘話などを語った

  • ローラさんが堅を振り落とし、辻口氏が受け止めるという一幕も

  • 靴が左右別々になっているのが特徴だという

  • 巨大スマホでのプレイも披露した

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