ハイブリッドキャスト、民放局でもサービスをスタート--2014年1月から実証実験

 三菱総合研究所は、日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョン、一般社団法人マルチスクリーン放送協議会、北海道テレビ放送と合同で、ハイブリッドキャスト技術を活用したスマートテレビの実証実験「ハイブリッドキャスト2014」を実施すると発表した。ハイブリッドキャスト技術を活用し、放送と通信を連携させた新しいテレビサービスを提供する。

 ハイブリッドキャストは、放送と通信を連携させることで、番組を視聴しながらオンデマンド視聴に切り替えたり、ニュースや天気予報といった情報をリモコンのボタン一つで画面上に表示したりするサービスのこと。9月2日にNHKの総合テレビでサービスがスタートした。利用するには、対応テレビが必要となり、東芝パナソニックシャープなどから登場している。

 今回の実証実験は、総務省の「放送・通信連携によるスマートテレビのアーキテクチャ確立に向けた実証実験の請負」の一環として実施されるもの。ハイブリッドキャスト技術を活用し、使いやすいインターフェースの実現や、安全・安心な新しいサービスの普及促進を目指す。参加各局は2014年1~3月の期間中、実際の放送番組を通して検証を行う。

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