ではさっそくC58のパッケージから見てみよう。つや消しのブラックにシルバーのラインが等間隔に並んでいる様はなかなか高級感があるのだが、実はこれもオリジナルといえるXperia Purenessのパッケージを忠実に再現したもの(笑)。いやまぁ本当、製品名やメーカー名を偽装してコピーするよりはまともだけど、なんでオリジナリティで勝負しようとしないのかなぁ。そもそも真似たところで元々のXperia Purenessは限定生産品、本物のパッケージを見たことある人なんてほとんどいないんだからあまり意味がないんだけどねぇー。「無駄なまね努力」とでもいうのか、もっと別のところに努力してもらいたいものである。
パッケージの下にはきちんと「全透明表示ディスプレイ携帯」の中国語表示がある。開ける前からワクワクしちゃうわけなのね。メーカー名と型番以外の表示のない真っ黒なパッケージってのは実際のところかなりの高級感があるからまぁコピーかどうかってあたりはここも突っ込まないであげようじゃないか。何はともあれ、はやる気持ちを抑えつつ、パッケージを開けてみよう!
と、ところが!開けてみるとなんかピンクのプチプチにC58本体が包まっているんですけど。えーと透明ディスプレイで超おしゃれなケータイなのに、なんでこんな梱包しちゃうわけ?パッケージ内部だってそれっぽく高級にしているのにー。これはきっと「傷がつかないようにしっかりしなくては」って製造工場の責任者が余計な親切心を起こしてしまったからに違いない。せっかくいい製品を作っても、こんなところに隙があるのはやっぱりトンデモケータイならではだろうか。
気を取り直してC58本体を取り出して手に取ってみよう。見た目はとにかくシンプルなストレート形状。だが確実にタダモノではないと思えるのが透明なディスプレイだ。若干スモークがかかってはいるものの向こう側がきちんと透けて見える。てかこれ、本当は何も表示されないただの透明プラスチックの塊じゃーないの?だってトンデモケータイだよ、なんて疑いたくなってしまうかもしれない。
また背面を見るとメーカー名以外に何もないことから、これがケータイと思える人はおそらくいないんじゃないだろうか?何かの化粧品、そんな風に見えないこともない。ってことでこのC58は女性にもお勧めできるケータイかもしれない。
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