史上最強のトンデモ!「ヒゲ剃りケータイ」登場--中国トンデモケータイ図鑑 - (page 6)

意外と使えちゃうヒゲ剃りケータイ

 ということで世界初&史上初、そしておそらく二度と出てこないだろうヒゲ剃りケータイのレビューは終わりだ。って、ケータイとしての機能のレビューがないって?そういや筆者もケータイとして使うことなんて全く考えていなかったよ(笑)。まぁ中身はトンデモケータイなので大した機能は無い。

 そして当然だがメニューからヒゲ剃りの操作もできない。本当はメニューから「強弱」とかのコントロールができたら面白いのだけどねぇ。なおメニューアイコンや背景は、メタリックなイメージが使われている。本体の外装にあわせて内部も金属な質感にしているのだろうか。

 ところで最も気になるのが、ヒゲをそっている最中に電話がかかってきたらどうなるのだろう?ってことではないだろうか。相手側はきっとヒゲ剃りの音がうるさくてやかましいに違いない、と思うだろう。トンデモケータイだけに困ったケータイだよなぁ、と思うのが当然だ。

 ところが!ヒゲ剃りが動いている時はヒゲ剃り用のモーターが動いているため、電磁的な影響を受けてかヒゲ剃りケータイのマイクが動作不良になっちゃう。すなわちヒゲ剃りを動かしている時は、相手側にこちらの音がほとんど伝わらないのである。時たまノイズがはいるものの、ヒゲ剃りの音でやかましい、ということがないのだ。うーんこれってたまたま?それとも考えてる?

 つまりケータイにヒゲ剃りを内蔵してもやかましいケータイにはならなかったのであーる!これぞ恐るべし中国4000年の技術なのだろうか?ジョークでつくっちゃったヒゲ剃りケータイなのに、使ってみると実は実用性があるってあたりは驚きだ。品質さえちゃんとすれば、結構まともに使えちゃうかもしれないぞ。

 そういや中国ではPilipsがケータイをだしているが、Philipsといえばヒゲ剃りも出している家電メーカーだ。防水性能を備え、ヒゲ剃りのそり味も最高なヒゲ剃りケータイをどこかの大手家電メーカーが出してくれないだろうか?出たら筆者は買うこと間違いなしだ!

メニューアイコンや壁紙は金属な雰囲気 メニューアイコンや壁紙は金属な雰囲気(※画像をクリックすると拡大します)
ヒゲ剃りはモーターで動く。そのためヒゲ剃り中はマイクが不調になり相手に音が伝わらないとは! ヒゲ剃りはモーターで動く。そのためヒゲ剃り中はマイクが不調になり相手に音が伝わらないとは!(※画像をクリックすると拡大します)
目だった機能はデュアルSIMカードくらい。スタイラスは収縮式。ヒゲ剃りの使い方注意はステッカーが貼ってあった 目だった機能はデュアルSIMカードくらい。スタイラスは収縮式。ヒゲ剃りの使い方注意はステッカーが貼ってあった(※画像をクリックすると拡大します)

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