3月24日~3月30日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。
いよいよ新年度のスタートだ。新生活が始まる人もいれば、今まで通り変わらない人もいる。それでも、「新年度」が毎年意識されるのは、気持ちを新たにするきっかけとして最適だからだろう。
Appleがある米国は、どちらかといえば9月が新学期のシーズンで、4月は特に区切れ目としては意識されていない。しかし4月10日にはMacBookの発売、Apple Watchの予約開始という節目を迎えることになる。
予約開始と発売を前に、App Storeには、Apple Watchアプリを『含んだ』iPhoneアプリが次々にリリースあるいはアップデートされている。すでにAppleが発表会やウェブサイトで紹介しているAmerican Airlines、spg、Evernoteなどのアプリに加えて、日本ではクックパッド、ヤフーなどのiPhoneアプリがApple Watch対応のバージョンをリリースした。それでは1週間のAppleニュースを見ていこう。
iOSアプリが「Apple Watch」に続々対応–4月の発売控え(3/30)先週のトップニュースは、Appleが神奈川県横浜市綱島のパナソニックの工場跡地に、大規模な技術開発拠点を開設するというニュースだ。同地は次世代型スマートシティとして再開発される予定で、Appleの施設についても2016年度から稼動を始めるという。
求人情報によると、Mixed-Signal ICチップのデザインに関する募集がある。これはデジタルとアナログの信号を両方とも扱えるICチップを意味し、通信や放送などの電波、センサ、オーディオなど、用途も多岐に渡る。
こうしたICチップのデザインは、新たな機能を実現し、小さなスマートフォンなどの本体に収めるための「最終的な」実現プロセスの話で、何らかの特定の技術開発を予測できるものでもない。
なお、新たな研究開発拠点について、Appleから次のようなコメントが発表されているので引用しておこう。
アップル、横浜市港北区綱島東に技術開発施設–パナソニックの工場跡地に(3/25)「綱島(横浜市)に本格的なテクニカル・デベロップメント・センターの建設を始めることとなり、これにより日本におけるさらなる業務拡大ができることを大変喜ばしく思う。このランドマークとなる建物は、従来に比べエネルギー使用量を40パーセント削減し、敷地内に1200本以上の樹木を新たに植えたり、屋上の緑化や水の再利用を行なうなど、環境に配慮した特長を備えている。こうした環境にやさしい施設にすることを、横浜市と共に進めていく。私たちは日本における弊社のこれまでの歴史を誇りに思うと共に、30年以上支え続けてくださる多くのお客様に感謝申し上げたい」
3月9日のイベントで刷新されたMacBook Pro 13インチモデル。筆者もレビューするのを楽しみにしており、翌週にはCNET Japanでも第一報をお伝えできるのではないかと思う。
Retinaディスプレイを搭載するPro向けのノートブック型Macという特徴は変わらないが、第5世代Coreプロセッサの搭載で、バッテリ持続時間は10時間のワイヤレスウェブ、12時間のiTunesでのビデオ再生をサポートした。ほぼ1日、充電なしで仕事ができることを意味する。
またDisplayPort 1.2を経由して、4K/60Hzのディスプレイ出力をサポートするようになった。15インチも出るよりもディスプレイは小さいが、デスクでは外付けの4Kモニタで、出先では13インチRetinaディスプレイで、という仕事のスタイルを実現できる。
また、同時にアップデートされたMacBook Airには搭載されなかった「感圧トラックパッド」も、MacBook Proには採用されている。沈み込みがなく、どこを押してもクリックしやすい構造に変わり、TapTic Engineによるクリック感のフィードバックがある。
アップル「Force Touch」トラックパッドを体験–ダイビングボード構造がないのにクリック感(3/23)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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