ソニーは7月23日、非接触ICカード技術「FeliCa」を利用した電子マネー「Edy」と、「Suica」「nanaco」「WAON」の4種類の残高などを表示できる「電子マネービューワー」ウィジェットを公開した。ウィジェットはFLO:Qウェブサイトからダウンロードできる。対応OSはWindowsで、料金は無料。
4種類の電子マネーに同時に対応した電子マネービューワーウィジェットの運用は初という。
電子マネービューワーは、PCでウィジェットを起動した後、電子マネーのカードやおサイフケータイをPCの「FeliCaポート」やICカードリーダ/ライタにかざすと、電子マネーの情報を判別して残高や利用履歴を表示できるというもの。
電子マネー事業者と連携し、キャンペーンやイベント情報など、さまざまな情報をビューワー上に直接表示できる。リンクを設定することで関連するウェブサイトへ直接アクセスすることも可能だ。
ウィジェットとともに「FeliCaランチャー」もインストールすると、かざしたときにランチャーが起動し、対応する電子マネーのビューワーを起動できる。将来的には、ビューワーの起動回数や起動日数など、ユーザーのアクティブ度を示す指標を元にクーポンなどのインセンティブを提供したり、ユーザーの属性(性別・年代・居住地域)に応じて個別のキャンペーン情報を表示するなど、きめ細かな情報提供を行っていくとしている。
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