レノボ、Haswell搭載のThinkPad XシリーズやデスクトップPCなど

 レノボ・ジャパンは7月17日、ThinkPadシリーズのウルトラブック2モデル、デスクトップPC、ディスプレイ、ドコモのLTE回線「Xi」に対応したタブレット「ThinkPad Tablet 2 for DOCOMO Xi」などを発表した。

 レノボは、ノートPC、デスクトップPCと別々に発表会を開催するのが通例で、同時に発表するのはめずらしい。レノボ・ジャパン 執行役員常務 研究・開発 大和研究所 横田聡一氏は「今日は記念すべき発表会」と挨拶した。

Xi搭載のWindows 8タブレット--法人向けに

NTTドコモ 取締役常務執行役員 法人事業部長の眞藤務氏とレノボ・ジャパン 執行役員常務 研究・開発 大和研究所 横田聡一氏
NTTドコモ 取締役常務執行役員 法人事業部長の眞藤務氏とレノボ・ジャパン 執行役員常務 研究・開発 大和研究所 横田聡一氏

 ThinkPad Tablet2 for DOCOMO XiはWindows 8 を搭載する。NTTドコモの法人部門などを通して販売することを6月にアナウンスしていた製品だ。レノボでは販売せず、個人向けの販売は未定としている。外観や基本的なスペックは「ThinkPad Tablet 2」と同じだ。薄さは約9.8mm、ペン搭載モデルでも重さは約590gと薄く軽いのが特長。

 NTTドコモ 取締役常務執行役員 法人事業部長の眞藤務氏は、法人のタブレット市場について、3年後の2016年度には2012年度の4倍近くまで成長すると見る。「2012年11月に日本マイクロソフトと市場開拓で協議すると発表した。ThinkPad Tablet 2は軽くて薄く機動性に優れた製品。通信機能搭載モデルならではのメリットとして、リモートロックやデータの消去ができ、端末紛失時のセキュリティも確保できる」とメリットを語った。

1.29kgで約10時間駆動--ウルトラブックThinkPad X240

「ThinkPad X240s」
「ThinkPad X240s」

 ノートPCは、ウルトラブック「ThinkPad X240s」(14万5000円~)と「ThinkPad T440s」(価格未定)が発表された。いずれも最新の第4世代 インテル Coreプロセッサを搭載する。天板の「Lenovo」の向きを変更し、「ThinkPad」ロゴと同様に、PCを開いた際に正面に見えるようにしたほか、背面の電源ポートをなくしてスッキリとしたデザインに変更した。

 12.5型ディスプレイを搭載したThinkPad X240sは、約1.34kgながらも2つの内蔵3セルバッテリにより約11.8時間駆動が可能(バッテリの取り外しは不可)。NEC PCとの協業を生かし、ACアダプタを大幅に軽量化したという。同日より販売を開始している。

「ThinkPad T440s」
「ThinkPad T440s」

 14型ディスプレイを搭載したThinkPad T440sは2つのバッテリが内蔵され、長時間の使用が可能という。バッテリのうち1つは外付けバッテリを採用しているため、電源がオンの状態でもバッテリの交換が可能としている。8月下旬より法人向けモデル、レノボ・ショッピングにて販売開始予定としている。

  • ロゴの向きが変更に

  • キーボード&トラックパッド

  • ウルトラブックでも堅牢性を維持。米軍軍用規格の8項目を取得予定

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