次にノートPCとして見た場合のキーボードを見ていこう。レノボといえばThinkPadのキーボードに定評があるが、同じではないがIdeaPad Yoga 13でもその伝統が感じられる。ウルトラブックという厚みの制約からキーストロークは短いものの、反発力などに工夫が見られる。キーひとつひとつの形状はThinkPadと同じ下辺が曲線になっているものだが、キートップは平面になっている。
また、パームレストは柔らかい素材で表面に微細な模様があり、手触りが非常にソフト。ひんやりとした感じがなく、気温の低い冬場も快適にキー操作ができると思われる。
日本語入力にはBaidu IMEがプリインストールされている。流行語や顔文字を取り入れており、Windows 8標準の日本語入力よりもカジュアルに使いこなすことができる。
試しにこの文章を打ち込んでいるが、すぐに慣れてスムースに打ち込めている。キーピッチは約18.5mmだが縦方向と横方向のピッチがほぼ同じ。キー配置もEnterキーの右側にキーが並んでいる点は気になるが、ThinkPadと違ってCtrlキーが左下の隅にあることも他のPCから移行しやすい。ファンクションキーはFnキーを押しながら使うタイプだが、本体の「Setup Utility」(いわゆるBIOS設定)から変更可能だ。
ちなみにIdeaPad Yoga 13は新しいUEFI環境でWindows 8がインストールされている。あっという間にOSが起動してしまうので本体のSetup Utilityへの入り方は起動時にF1やF2を連打してもうまくいかない。
Windows 8起動後、チャームから[設定]→[PC設定の変更]→[全般]から[PCの起動をカスタマイズする]から再起動し、オプションの選択から[トラブルシューティング]→[詳細オプション]→[UEFIファームウェアの設定]を選んで設定に入り、ファンクションキーの動作は[Hotkey Mode]を[Disabled]にする。
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