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この冬注目の超薄型ノートPC「ウルトラブック」まとめ--ラインアップ比較
今年も残りわずか。PCの年末商戦も終盤となるが、年末ギリギリまで仕事をしている方にとっては正月休みでセットアップ&使いこなしができる、PCを楽しむ絶好の機会とも言えるだろう。
2011年に登場した「ウルトラブック」は、超薄型ノートPCというだけでなく、機種ごとに個性もある。そこで、ウルトラブックのラインアップをまとめた。
現時点のウルトラブックは4メーカー5機種8タイプ
ウルトラブックという言葉はよく聞くが、これはインテルが提唱する超薄型ノートPCのこと。1インチ未満の薄さだけでなく、休止状態からの早い復帰や高性能と長時間駆動なども要件に入っている。
液晶サイズは13.3型を中心に11.6型もラインアップしている。CPUはいずれもインテルの第2世代 Core iファミリーの中でも省電力な低電圧版で、現在発売中の機種はメモリは4Gバイトでそろっている。薄型なので光学ドライブはいずれも搭載していない。その結果、どれをとっても5時間以上のバッテリ駆動時間を実現している。
現時点のラインアップは、どのPCメーカーからも製品が出ているわけではなく、国内市場では4つのメーカーから5つの機種、スペックによって8タイプが登場しているだけだ。ゆえに、価格、液晶サイズと解像度、CPUの速度、記憶媒体の種類や容量の何を重視するかで機種選びはだいたい決まってくる状況にある。
ウルトラブック スペック比較
※クリックすると拡大画像が見られます
HDDモデルなら6万8000円~のエイサー
エイサーの「Aspire S3」は唯一のHDDモデルがある機種だ。HDD搭載ながら他の機種とあまり変わらない薄さを実現している。HDDタイプならは6万8000円から買える価格の安さは魅力だ。
HDDタイプは価格の安さ以外にもメリットがある。容量が320Gバイトとウルトラブックの中では最大容量となる。SSDのアクセス速度の速さや省電力性には負けるが、容量重視という選択も十分にありだろう。
また、一方でSSD搭載タイプは、256Gバイトと大容量のSSDを搭載、CPUもCore i7となるなど、一気にスペックアップが図られている。そのため価格は倍近い12万9800円。Aspire S3のデザインに惚れ込み、SSD搭載で高性能も欲しいというならこちらを選ぼう。
11.6型が選べるASUS
ASUSは他のメーカーと同じ13.3型のほか、ひとまわり小さい11.6型の「ZENBOOK UX21シリーズ」を用意している。とにかく小さいノートPCを求めているというユーザーはZENBOOK UX21しかない。SSDの容量で2タイプが用意されており、64GバイトのSSDなら8万2200円から購入できる。
ただ、Windows 7を実用的に使うなら、アプリケーションのインストールとともに多少のストレージエリアも確保するのに64Gバイトでは余裕がない。後から増設は不可能なので、最初から128Gバイトモデルを選んでおきたいところだ。
また、13.3型のZENBOOK UX31シリーズは高解像な1600×900ドットの液晶を搭載することが特徴。液晶を13.3型と大きくするなら、それに見合った高い解像度が欲しいというならZENBOOK UX31しか選択肢はない。ZENBOOK UX31もSSDの容量が2タイプあるが、こちらは128Gバイトと256Gバイトなので、データをたくさん持ち歩くのでなければ、128Gバイトを選んでも問題ないだろう。
なお、ASUSはどちらの機種にもUSB 3.0を搭載している。HDDや高速タイプのメモリーカードリーダーなどで活用が期待できるUSB 3.0が欲しいならASUS一択だ。
ハイスペックやキーボードにこだわったレノボ
レノボのノートPCといえば黒いボディに赤いトラックポイントを装備するThinkPadが有名だが、IdeaPadシリーズに分類される「IdeaPad U300s」はそのどちらもない、トラックポイントがないこともあり、14.9mmという薄さを実現している。
Core i7-2677M、256GバイトSSD搭載などのハイスペックを備えていながら液晶解像度が1366×768ドットな点は残念。現時点の実売価格も最も高い14万9800円。レノボのノートPCはIdeaPadであってもキーボードの操作性などで他社に一日の長がある。店頭などでその差を感じられたなら、買いのノートPCである。
なお、現在のウルトラブックの中で、本体カラーがシルバーやグレーのモノトーンでないのはIdeaPad U300sだけ。男性が使っても違和感のない渋いオレンジ色だ。
13.3型では最軽量--日本メーカーにこだわるなら東芝
国内メーカーならではの安心感を求めるなら、東芝の「dynabook R631」が選択肢として挙げられる。Microsoft Officeがプリインストールされており、価格もソフトウェア代を考慮すればそれほど割高になっていない。
また、スペックの面でも13.3型の中では最軽量で、しかもWiMAXに対応している。薄くて軽く、Office付き、ブランドの安心感を得たいなら東芝がおすすめとなる。
なお、東芝は店頭ほか、直販ウェブサイトにてハイスペックなモデルも用意されている。Core i7-2677Mを搭載し、Office付きとなしが選べる。
ウルトラブックは今後も発展する
現時点で購入できるウルトラブックを駆け足で見てきたが、各機種のスペックに個性があり、重視する点を比べれば選びやすい状況だ。あとは店頭などで実物の色や質感などを確認してから購入することをおすすめしたい。
なお、ウルトラブックは将来、CPUの世代が変わっても登場し続けることが予定されている。今は買い換えの予定がない人も、今後注目しておいて損はないノートPCのカテゴリだ。
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