ケータイネットワークと融合したWindowsマシン--HTC「HTC Shift」 - (page 5)

HTC
htcshift
内容:ソフトバンクとNTTドコモに製品を供給するなど、スマートフォンの世界ではおなじみのHTCからWindows Vistaが動くモバイルマシンが登場した。HTCだけに、ただの通信モジュール付きノートPCとはひと味違ったものに仕上がっている。

通信はルータに接続

  • WindowsとSnapVUEの切り替えはボタンひとつ。Windowsが起動していなければ、このボタンでSnapVUEが起動する

 HTC shiftの通信設定は実はブロードバンドルータのような感覚だ。携帯電話のネットワークで通信する場合、ダイヤルアップなどの設定はしなくてもよい。ちょうど「SnapVUE」とWindowsマシンがブロードバンドルータに接続されているような設定になる。

 Windowsにはプライベートアドレスが割り当てられるだけで、そのままインターネットへ接続する。コマンドモードからネットワークの状況を調べてみると、ルータがデフォルトゲートウェイになっている。

 なお、接続設定は「SnapVUE」から行なうが、ドコモまたはソフトバンクのSIMカードを挿入すれば、すぐにHSDPAによる下り最大3.6Mbpsでのインターネット接続が可能となる。

 注意が必要なのはパソコンなどの通信と同様となるため、通常の携帯電話のパケット定額制が適用されないこと。パソコンを使った定額制もドコモにはあるが、専用のユーティリティーで接続することはできないので、パケット通信は従量で請求される。

  • SnapVUEのメイン画面。メールアドレスは自由に設定できる

  • メールの設定では、アドレスによっては設定項目をあらかじめ持っているものもあるので、まず、メールアドレスを入力する

  • ちなみに、GoogleのGmailなら、サーバーなどの設定が自動で行われるため、アドレスとパスワードを入れるだけで設定完了となる

  • 天気予報もSnapVUEに入っている

  • 天気情報の設定はエリアを入れるだけ

  • SnapVUEの設定画面。さまざまな設定ができる

  • SnapVUEがルータとして動作していることは、Windowsからネットワーク情報を取得して知ることができる

  • ダイヤルアップネットワークなしで、インターネットに接続している

  • 各種ワイヤレスは左上のボタンを押し、切り替えることができる。Bluetoothも対応

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